2001.11.11 ねりま光が丘ロードレース 完走記

 十年以上も前に、職場の先輩に誘われて出場したことのある大会です。ランニングを再開して、まず、この大会の10キロに挑戦することにしました。

 10キロの制限時間が55分。自分の地図で測ったコースを走ってみると、だいたいぎりぎりぐらいだな、といった具合でした。普通に走れば大丈夫と思ったのは、直前になってからです。

 ランナーズで申し込んだのですが、到着したはがきには、「受付は、8時からです」としか書いてありませんでした。集合場所も、集合時間、スタート時間がわかりません。ちゃんとパンフレットを取り寄せなかったためです。事務局に電話できいてみると、「ちょっと待ってください、」とだいぶ待たされたあと、「10キロは、一番最初、9時25分です、」との答えでした。ところが、当日行ってみると、9時25分は、5キロのスタートで、10キロはその後だったのです。もし、間違えが逆だったら、走れないで帰るところでした。

 出走前にコールといってひとりひとりの確認をする、RCチップ不採用でストップウォッチ計測、途中の距離表示は、「残り1キロ」のみ、記録証を希望する場合は、受付時にはがき提出、という、昔ながらの方法をとっていました。

 スタートの整理の方が、「靴の紐は大丈夫ですか、紐が長い人は、(結んでできた)輪をも一度結ぶと解けませんよ。」と言っていました。このアドバイスは、自分にとっては、目から鱗でした。というのは、走り方が悪いのか、練習の時でも時々靴紐が解けることがあり、レースの不安材料のひとつだったからです。以降、この2回結ぶやり方は、常に実行することとしてiいて、自分の靴紐問題は、すっかり解消しています。

 さて、レースの方はというと、今回は初めてでもあるので、何も考えずに、流れに乗って走って行きました。コースは、光が丘公園内の道を1周と、外周道路を2周して帰ってきます。自分がどの位の速さで走っているのか、さっぱりわからなかったのですが、「残り1キロ」で、40分ちょっと。随分速く来れたな、と安心すると、どっと疲れて脚が進まなくなり、最後の1キロは、抜かされっぱなしでした。それでも、46分16秒の成績には満足でした。

P.S この大会も、2002年からは、RCチップ採用、記録賞即日交付となります。よいことなんですが、近代化の波に勝てなかったようで、少しさびしい気もします。