2002.10.20  東京ポートロードレース 完走記


 40歳の誕生日に、家族連れで、参加してきました。年齢にこだわりたくないのだけれど、マラソンをやっていると、大抵の大会で、「40歳代」と分けられているので、どうしても意識してしまいます。でも、市民マラソンは、40歳代が花! 参加者も多いし、トップは39歳以下に譲っても、平均では速いようです。これから、10年間、おおいに楽しんで走っていきたいと思います。

 さて、東京ポ^ートレースの会場は臨海副都心で、私は普段から縁のないところ。りんかい線やゆりかもめに初めて乗って、子供のように嬉しくなってしまいました。

 前日、雨の予報で心配しましたが、なんとか天気はもちました。雨だったら、妻や子供達は、どうするか、迷うところでした。

 さて、今回、私は5キロに挑戦。コースは、歩行者専用道を行ったり来たり2往復します。途中、道路を渡る橋が2ケ所、つまり全部で8回越えることになります。けっこうアップダウンを感じるコースです。
 
 今回の目標は、ずばり20分切り。 レース3日前のトラックの自己計測で、初めて20分を切り、19分31秒を出していたので、普通に走れば大丈夫という見込みはありました。

 スタートは、早い者順だったので、前から2列目に並びました。300人規模の参加者とはいえ、こんなに前は初めてです。スタート時に先頭の走りをみるのは初めて。スタートロス0秒も初めてです。

 先頭付近に並んだ以上は、少々責任を感じて、初めの100メートルは飛ばしました。その後は、少しずつ自分のペースを取り戻したつもりだったのですが、初めの1キロが、何と3分30秒ではいってしまいました。もうすでに呼吸全開、自分の癖である苦しい時の細目の状態になってしまいました。「あとは、この貯金を守るだけ。たった5キロの我慢!」という気持ちで、まわりを楽しむなんて余裕もゼロでした。

 2周目にはいると順位も落ち着き、前後のランナーも少ない状況になりました。5キロレースは、入賞を狙ってガーンと飛ばすスピード自慢か、10キロは長いけど5キロならという初心者ランナーに分けられるように思います。私のような中間派は、丁度谷間になっているようです。結局、2周目は、1人を抜かし2人に抜かされただけ。少しずつペースダウンを感じていましたが、落ちないよう、落ちないようとねばったかいがあって、19分40秒でゴール。目標の20分切りができました。ばんざーい!!

 ゴールでは、息子のYOHが駆けてきて、「パパ、誕生日と同じだよ」と言いました。「えっ」とききかえすと、「だって、40番だよ、40歳でしょう。」だって。ゴールするランナーを一人一人数えながら待っていてくれたのでした。がんばらなくっちゃね。

 さて、次は、1キロの応援。4年生のAYAは、ママとの親子、1年生のYOHは、単独ででます。いよいよという時に、末の子のMIEが「おしっこ」と言ってトイレに行き、スタートを見届けることができませんでしたが、ゴールには間に合いました。

 先頭はさすがに速い! ビュンビュン飛んできます。やがて、まず、YOHの青いシャツが見えてきました。今日は力をもらおうとパパが薦めた西武ライオンズの背番号7=松井選手のシャツです。最後は余力があったようで、かっこよくダッシュでゴール! 1年生としては上出来でした。やがて、AYAとママが見えました。仲良さそうに手をつないでゴール! AYAは、ママが遅かったと不満そうでしたが、無事完走できて、よかったです。

 家族で楽しめる大会なので、来年もぜひ、と思っています。