2004.01.25 奥むさし駅伝競走大会 参戦記
あと10秒 で 襷 つながらず
奥むさし駅伝(埼玉県飯能市)に、職場のチームで参加してきました。 (東)飯能、西吾野間の国道299号線の折り返し、全長38.985kmで行われます。 飯能・秩父を結ぶ主要道路なので、交通問題で、数年間中止されていましたが、2003年から復活しました。 私が走ったのは、全6区のうち最長区間である、1区8.605キロ、東飯能〜東吾野間です。基本的には登りで、途中、高麗川を渡るところで下り部分があるコースです。 この大会、繰上げや関門があり、市民レースとしては、レベルが高めです。 パンフレットには、各区の「最低基準タイム」が載っていて、1区は「35分」でした。 1区終点では繰り上げスタートはないのですが、この最低基準タイムペースで行かないと、3区終点で繰り上げになりますよ、という目安です。 今回の自分の目標を、この35分に設定しました。10キロに換算すると、40分40秒、今の調子からすると、平地では楽勝ですが、何しろ坂、また坂、しかも登り基調のコースです。 スタートは、東飯能駅前。参加チーム数は、高校46、一般146の合計194。これだけ交通規制がしっかりしているのに、少ない参加で、何とも贅沢な大会です。後ろの方に並んでも、スタートラインまでは、わずが2秒でした。 さすがに、レベルが高い大会、しかもエース区間の1区とあって、みんな速い速い。正確な順位はわかりませんでしたが、かなり後ろのほうを走っていたと思います。 このコース、昔、サイクリングで何度を通っていたので、何となく坂の具合は、わかっていました。途中、4キロ地点あたりに、長い下り坂があるので、初めからある程度飛ばしていき、その坂で一息つき、あと残りの登り坂をできるだけ粘る、という作戦にしました。 スタート地点は、市内のため、応援も賑やか。とても気分がいいです。国道を占拠して走る喜びを感じ。 ペース的には、例のごとくよくわからない。自分でキロ4分と感じられる線ですが、それより遅い気もするし、といった感じでした。 2キロ地点あたりから、前30m付近に、10人弱に集団があるのに気がつきました。何とか追いついて、流れに乗せてもらおう、と思いましたが、この30mの差が、結局、縮まらず、2キロほど追いかけた後、離れて行ってしまいました。 途中の距離表示はないと思っていたのですが、実は、1キロごとの表示がありました。それを、4キロ地点で発見。5キロでタイムをチェックすると、19分24秒。 おお、いい感じではないか! でも、そこからが、登り坂が続き、きつい展開となりました。特に、武蔵横手駅手前の登り坂が急で、そこまでの走りと比べたら、スローモーションのようになってしまいました。 坂は一様ではなく、緩やかな登りもあれば、たまに下りもある、といった感じで、残り1キロを迎えました。 いつもなら、ラストー! といくところですが、今回は、ここで、目標の35分切りを確信して、ホッとした気持ちになってしまいました。もっと、攻める気持ちになれないのが、いけなかったですね。 中継点も、まだ300mほど先かと思っていたら、いきなり見えてきて、ラストスパートをかけ損ねてしまいました。結局、最後の1キロは、4分10秒を越える結果となってしまい, 襷渡しのため、すぐに時計を押せませんでしたが、トートルで34分23秒くらいだったと思います。(正式タイム34分24秒でした。) 何とか、平均ちょうどキロ4分ペースだったので、その時はけっこう満足だったのですが・・・ 1区→2区の中継所は、復路5区→6区(アンンカー)の中継所になっています。アンカーのGさんとともに、アップをしたりして、待つことにしました。 ところが、仲間の5区のランナーが、予定より、3分たっても、5分たっても来ない。ようやく、7分経過したあたりで来ましたが、残念なとこに、黄色ではなく、繰上げスタートの白い襷でした。あとで、話をきいたら、3区→4区の中継所でわずか10秒足らなかったとのこと。私が、ラスト1キロを、4分で走っていたら、クリアできたのに思うと、悔しい気持ちになりました。 今回は、目標タイムが低すぎたのかもしれません。34分を最低目標にしていたら、ラスト1キロ、もっと攻めの気持ちでいけたのに、と思います。「今日は、この位で充分」という、弱い気持ちがでてしまったのではないか、と反省しています。 |