2005.03.13  かるがもファミリーマラソン 完走記


 3年連続3月第一日曜に出場していた、埼玉テレビの親子ふれあいマラソンでしたが、今年は、子供達も意欲がなく見送り、その日は、静岡駿府ハーフに出てきました。 とことろが、その後、息子の小学3年生のYOHだけは、「やっぱり出たい。」ということになり、急遽、親子マラソンを探した結果、この大会を見つけました。 参加料も、親子で、1,000円と安めで、お薦めの大会です。

 会場は、横浜市の三ツ沢公園。 会場に着いて思ったのは、あれえ、随分アップダウンがあるなー ということでした。

 親子2キロのスタートは、午後10時。 陸上競技場が、発着です。 2キロは小学生対象ですが、一人で走る種目と、ファミリーで走る種目、同時スタートです。 ファミリーの部は、ゴール地点のみ、手をつなぐというルール。 

 YOHは、普段からマラソンの練習をしていることもないので、とにかく、歩かず、完走することが目標です。

 真ん中からやや後ろのほうに並び、「ゆっくりいくんだぞー 最後だけ、がんばって終わったほうが、気分いいからな」 とアドバイス。 スタート後も、マイペース。 「まだまだ大丈夫」と確認しながら、進みました。

 競技場をでて、競技場の外周へ。 裏手に回ったところで、すごい登り坂が待っていました。 競技場スタンドの上部の高さまで登りますから、高さ10〜20mくらいかな。 全く調べていなかったので、ガーン という感じでした。 当然、さらに、ゆっくり、ゆっくり、登ります。

 次に、坂を下って、競技場の前から、公園のメイン通路へ。 ここも、坂を下って、また、登ります。 このあたりで、中間点かな。 YOHの顔色を見ながら、「まだまだ、がまん、速く行きたくても、前を抜かしちゃ、だめだぞ」とアドバイス。

 そして、折り返し。 ここの下りを利用して、当初予定とおり、そーれいけー とスピードアップ。 丁度、前の女の子が、父親から、「○○ちゃんは、最後が得意だよね」と話していたのを聞き、「あの子について行こう。」という作戦にしました。

 ところが、やはり練習をしていないので、限界に来てしまいました。 顔は紅潮してくるし、競技場手前では、すっかり失速。 足踏みのような感じになったけど、「ちょっと、ゆっくりしていいよ」ということで、何とか、歩かずに走り続けられました。

 競技場に入ると、残り250mくらい。 ゴールが見えると、YOHは、がぜん元気になりました。 なーんだ、まだ、パワー残っていたんじゃない。 こちらがびっくりするほどの、力強い走りで、ゴール! 完走、おめでとう!  ゴール後は、さすがに、地面に腰をついて疲れきっていましたが、全力を出せた満足感、感じてくれたようでした。 タイムは、12分37秒。 速くはないけれど、また、「やってみたい。 今度は、練習してからにしようか。」と言った意欲が、父親として、嬉しく思いました。


 2キロの記録証をもらうため並んでいるうちに、5キロスタートの10分前を切っていました。
 5キロのスタートは、10時30分。 急いでスタート地点へ。 すでに大方並び終わっていましたが、後ろから入って、少しずつ、目立たないように、そっと前へ前へ。 トラック外側でしたが、何とか5列目くらいに位置まで行けました。

 スタートは、中高生が、さすがにダッシュ状態。 相手にできないなあ、という感じでした。 最初はトラック一周するので、タイムチェック、1分28秒くらいでしたから、理想のペースですが、さっきまで2キロをジョグしていたので、えらく速く感じました。

 公園の通路そして、公園の外周の道路の歩道部分に出ます。 ここで、さらにどんどん坂を下って行くのです。 つーことは、この分登るわけ?! ひぇー こんなにハードなコースとは知りませんでした。 標高差20〜30mあるのでは、と思います。 これでは、19分切りもできないかもしれないな。

 登り坂は、一気に続きます。 さすがに、速度は落ちます。 今日も、下りが得意、登りが苦手というパターンでした。 

 一度、競技場に戻り、トラックを3/4周します。  トラックに入ったところで、右に行きそうになり、「左 左!」と係の方に教えてもらいます。 少し遠回りして、ロスタイム1秒。 毎度ドジなとっとこです。 さて、この大会のコースは、途中の距離表示がないので、ここで、200mのスピードチェックをしました。 42秒。 キロ3分30秒ではないですか。 よしよし、いい感じ。

 競技場の外に出て、2周目。 下り坂では、前の4人位の集団に追いつきます。 続く登り坂でも、ピッチ走法に変えて、がんばっていたのでしすが、坂の頂上付近では、もう、限界。 足踏み状態になってしまいました。 後で振り返ると、ここで、もう少しだったんだから、力を出しておけばよかったと思います。

 最後の下り坂では、もうバネがきかなくなり、先ほどの集団からも、遅れ出しました。 それでも、競技場に戻ってからは、徐々に追い上げ、差を縮めましたが、いつものような無酸素状態のダッシュとまではいかず、そのまま、ゴール。 18分31秒。 レースでは、自己ベストを44秒も更新、となりましたが、昨年11月17日に、一人練習で出したタイムに3秒及ばず残念、もうちょっとがんばればよかった、と思いました。

 記録証をもらうと、36〜49歳男子で5位。 ひょっとしてと思って、大会パンフを見ると、5位まで入賞、とあるではないですか。 「パパ、表彰だよ。」 と息子に言い、「おお、すごいね」という返事。 生まれて初めて、表彰式に出れました。 賞状は3位までで、5位まではメダル授与でしたが、しっかり大会名・種目・順位が書かれていて、大満足でした。

  
がんばったYOH メダル頂き、ご機嫌なとっとこ


 その後、中華街に行き、二人で贅沢な昼食としました。