2009.10.18 高島平ロードレース 完走記

 このレースは、11月・12月のマラソン(島田・大田原・青島太平洋)でサブスリーを目指すためのステップとして、20キロをキロ4分で走り切れるとこを確認するはずだった。 ところが、不注意で、3日前にアルコールを飲みすぎてしまい、体調は最悪。 目標を1時間24r分まで下げて臨んだ。

 自宅から自転車で行ける大会なのに、過去にエントリーしても、当日仕事が入ったりと、どういうわけか縁がなく、初参加だ。 最近はハーフマラソンが主流になっていることもあり、20キロレース自体も初になる。

 この大会は、もともとは市民ランナー志向だったようだが、20キロのレースは、陸連登録者のみ、制限時間は1時間30分となっており、大学の陸上部員が参加することから、現在では競技志向の大会に位置付けられている。 

 スタートの整列には、ゼッケン番号順にプラカードがあり、「さすが、正式な大会は違うな」と思った。 自分は、3つめの最後尾のブロックだが、持ちタイムも悪いし仕方がないな、と納得した。

 が、次の瞬間、ハっとして愕然とした。 持ちタイムなのて申告してないじゃないか。 さっき見たプログラムでは、ゼッケン番号は、所属名のアイウエオ順だった。 ということは・・・アイウエオ順だあ?! これなら、普通の大会にあるように、その場で予想タイムの順に並ぶ方式のほうが合理的。 板橋区といえば、荒川マラソンも仕切っている区なのに、何たることか。 主催者側は、競技を理解しているのだろうか。 それとも、どうせ市民ランナーなんだから完走すればいいんでしょ、みたいな上から目線なのか。 とにかく、このことで、私の高島平に対するイメージが、「正式な」ものから、「単なる練習会」に格下げになってしまった。 大会を支える多くの人達のの努力が、こうしたことで大きく損なわれるの残念だ。 次回からは、持ちタイム、それができなければ、事前に申告した予想タイム順にゼッケンを割り当てて欲しい。

 案の定、スタート後、転倒したランナーがいて、悲鳴があがる。 大事故にならなくてよかったが、本当に危ない。

 さて、この大会のコースは、基本的に同じところを4周するが、ぴったり5キロではなく、4.98939キロだ。 その分、スタートとゴールがずれている。 距離表示は、「5km」、「10km」、「15km」、「残り3km」、「残り2km」、「残り1km」だ。 距離がずれているので、最初の「残り3km」が、2km地点ではないので注意が必要だ。 「距離表示は、1km、6km、11km、16kmを除く1キロごと」と紹介されているのを見たことがあるが、それは誤りだ。 道路は、基本的に片側規制。 広さ的には問題ないが、トップのほうは、周回遅れのランナーが邪魔になり走りずらいだろう。

 さて、自分のレースは、というと、最初の走りの感覚はまxずまず、数日間練習できなかったことにより、筋肉状態は悪くないかもしれない。 しかし、タイムはどうか。 1キロ地点あたりで、OJさんに元気よく抜かれる。 OJさんには悪いが、OJさんに付いていけないようじゃ、よっぽど調子が悪いとみた。

 「残り3km」と「残り2km」の看板の間で、正確な1キロを測ると、4分02秒、悪くないか、と思ったが、次の残り2km」と「残り1km」は、4分08秒、やっぱりだめだとなる。

 5キロは、距離表示があって、20分44秒(ネットは20分33秒) こんなものか、やっぱり今日の目標は、84分!と決めた。 その時、「ちょうどキロ4分」と訳のわからないことを言って、しまじろうさんが横を通り過ぎて行った。 はあ、どうして? しまじろうさんのレベルでは、ずっと前を走っているはず。 どうして? と思ったが、後で判明したことによると、しまじろうさんは、10キロレースで年齢別入賞の走りをした後で、練習のため20キロを走ったとのこと。 すごい。

 2周目は、例によって(?)、丁度よさそうなペースの女性ランナーを見つけて、目標にさせてもらう。 安定走行。 3周目入る手前あたりで、次第に振り切る。

 10キロ通過は、41分48秒(ラップ21分04秒) このまま、ペースが落ちると、84分が切れないので、3周目は、ややペースを上げる感覚で走った。

 途中、「残り1km」の看板あたりで、トップの選手に周回遅れにされた。 周回遅れにならないことを目標にしていたので、残念であるが。今日の調子では仕方があるまい。

 15キロの看板は、多分なかった。 5、10、15kmの看板は、人が持ち上げて表示していたため、周回遅れの段階で、引き下げてしまったのだろうと予想している。

 ラスト5キロは、全力で、せめて最後だけでもキロ4分を切りたい。 もともと全行程キロ4分切りが目標だったのだから。  

 残り1周のところで、しまじろうさんを抜く。 さすがに疲れたか、それともダウンジョグモードのはいったのか。 残り3キロのところでは、ようかくOJさんを捕えて逆転。

 ラスト1キロは、前方のグリーンのシャツ、そのまた前のイエローのシャツを、絶対抜くぞ、と決めたが、相手も、ラストスパート態勢に入るので、なかなか難しい。 結局、グリーンさんには追いつかず、かろうじて、イエローさんを逆転した。 

 ゴールタイム1時間22分31秒。 84分の目標は余裕でクリアしたものの、後でタイムを計算すると、ラスト5キロも、20分02秒、キロ4でいけずがっかり。

 ゴール地点では、いきさん・Qちゃんご夫婦が応援に来ていて、久々に再会してうれしかった。
 また、更衣室では、Mさんとお会いし、まずは完走を確かめ合った。

 今回は、酒に負けて体調を崩したレース。 こんなことではいけない。 家族には、サブウシr−をするまで禁酒宣言をした。(一生飲めないと困るので、最大6か月) 禁酒解禁は、11月の島田か、大田原か、12月の青島太平洋か。 これから、節制をして目指していこうと思う。
 

距離 通過タイム ラップ コース
〜 スタートライン 0:00:11 - -
〜 5km 0:20:44 0:20:33 1周目
〜 10km 0:41:48 0:21:04 2周目
〜 15km 1:02:29 0:20:41 3周目
〜 20km(ゴール) 1:22:31 0:20:02 4周目

15kmの表示は、なかったか見落としのため、3周目終了地点からの計算による。