2007.12.02 川口マラソ 完走記
今シーズン親子マラソン第2弾、のはずでしたが、小6息子のYOHが、前日、遊んでいて足親指を打撲し、出走不能に。 結局、自分1人、10キロレースに出てきました。 同じく埼玉県南部である、2間前の戸田マラソンと、いいライバル関係にあるのかな。. ちょっと、比べてみました。
やはり、端的に、制限時間の寛容さが、ハーフのエントリー数と直結していますね。 公道を走るとなると、やはり交通規制の関係で長くは取りにくいのでしょう。 制限2時間30分前後でも、きつい、と感じているランナーがいかに多いかが、推察されます。 小学生の部については、戸田が3学年ずつ分けているのに対し、川口は2学年ずつ。 このあたりの細かな対応と、交通アクセスのよさで、参加費が500円高いにもかかわらず、川口のほうが人を集めています。 両大会とも、豪華ゲストに、飲食サービスなど、盛り上げようとする工夫があり、支えていただく皆さんの思いが伝わるすばらしい大会です。 さて、自分のレースの話にします。 2週間前の戸田マラソン10キロで、まさかの、40分55秒。 練習でも、39分台は連発だったので、ホント、本番に弱い、ということで、少し、凹みました。 まあ、風邪をひいていたということも、言い訳にできましたけど。 今回は、2週間前より、走力は上がってきている証拠に、1人練習でも、10000mのトラックで、7日前38分46秒。4日前、39分57秒が出ていました。 久々、38分台への復帰です。 あとは、レースで、38分台を! というのが目標でした。 1人練習でそのタイムなら、レースなら、37分台で走れるんじゃないの、と言われそうですが、私の場合、違います。 1人練習でも、けっこう追い込むことができるのです。 1人だと、時計と友達になり、タイムを追ってしまいます。 むしろ、ゆっくり走りたいな、と思うときに、合同練習に参加することにしているくらいなんです。 おまけに普段、夜練習ですので、昼間の気温上昇や、日照の障害がありません。 レースは、午前スタートなので、身体が眠った状態になってしまう心配もあります。 さらに、いつもはトラック平坦コース。川口は、けっこう坂があるようだし、どうなることでしょうか。 今日は、余裕で現地入りし、アップもできました。 初め身体が固めでしたが、速い走りを入れて、ジョグは少なめに、ストレッチを多くしていると、程よい感じになってきました。 荷物は、作戦とおり、預けるものと、放置する物に分け、混まないうちに荷物預けを済ませ、最後まで上着を着ている、という流れになりました。 これは、去年のつくばで大慌てをした経験から学びました。 万一盗まれてもいい上着だけ、放置荷物、その他着替え一式と貴重品は、さっさと預けてしまいます。 そして、並ぶ直前のタイミングでトイレ使用、というのが、ベストな流れです。 もっとも、10キロレースでは、トイレのことはさほど神経質になる必要はありません。
この大会の、オリジナルは、ムーブスタート。 ハーフも10キロも、40歳未満と、以上で、5分差で出発します。 私は、当然40歳以上・・・ なんですが、ここで、しくじり発見。 スポーツエントリで入力した時に、ミスったようで、一般(40歳未満)で、エントリーしてしまいました。 受付のところで気がつきましたが、当然、今更変更できるはずはなく、そのままのクラスで走りました。 まあ、逆ではないので、インチキということにはならないでしょう。 自分の失敗を棚に上げて、の話ですが・・・ この点、ランナーズのエントリーなら、年齢別に、間違いのないようにエントリーできる画面なので、グーですね。(川口マラソンは、ランナーズ派じゃないんで) まあ、そういうことで、「一般」の部の私は、若い人に混じって先行スタート。 ちょっと、ひんしゅくだったかもしれませんが、横から、するりと入って、前から5列目くらい。 これ以上前は、いくらなんでも、ずるいよね。 走力的にも5列目くらいなら、見合いかなと。 戸田の時は、慎重に入って、坂を見た瞬間から気力が落ちていったので、今日は、積極的に、平坦な部分では若干貯金を作るつもりでいくことこにしました。 スタート号砲直後は、そこどけー、って感じで、掻き分けて進む感じ。 200mちょい走って、場外へ。 大きな動き、リズム、大きな動き、リズム、と心がけて進みました。 1キロの表示は、しっかりありました。 でも、えっ、びっくり。 通過タイム3分33秒だったのですよ。 距離表示がおかしいのか、調子がいいのか、オーバーペースの取り返しのつかないことをしてしまったのか。 2キロ通過のラップは、3分46秒。 ちゃんと落ちているから、正しい距離のようだ。 3キロ通過のラップは、3分58秒。 あじゃー、やっちゃったー こりゃ、失敗レースじゃー まずいなあ。 この調子なら、4分オーバーになるぞ。 落ち着け、落ち着け。 4分キープして、ラスト勝負すれば、39分は、切れる。 諦めるな。 前を行くピンクシャツのランナーを目標に、離れないようにするけれど、やがて、見えなくなりました。 2キロ地点あたりから、5分前スタートのハーフの後尾に追いついていて、次第に走りづらくもなっていました。 5キロ手前で、高速道路の下をくぐるための急な下り坂。 つーことは、また、登るの!? いやだなあー。 前を見ていくつもりが、得意の下り坂で、逆に後ろから抜かれ、どうやら、キロ4分は超えているんじゃないかな、と思いました。 4キロ地点の表示は多分、見落としたと思うんですが、5キロの表示はあったのかな。 1キロごとの表示は、ハーフ用で、スタートラインは同じだから、4キロまでは、有効なはずだけど、その後、は10キロコースは、折り返してコースが分かれます。 10キロレース用の表示は、多分、なかったと思います。 いつも、時計見ながら走っているので、距離表示がないと、暗闇の中を走るようなもの。 不安。 だけれども、逆に早く逃げたい気持ちになって、背中を追われるように速く走れる気もします。 復路は、だらだら登り坂で開始。 あれ、ということは、さっきは、下り坂だったのか。 気が付かなかったなあ。 下りでも目いっぱいな感じだったから、まずいなあ。 でも、7キロ手前あたり、下り坂もありました。 往路は、一生懸命で坂を感じていなかったんですが、復路は、身体も限界になって、敏感になっています。 このあたりで、後ろから2人に抜かれ、しばらく、がんばって、離れないようにしますが、やがて、離れていきます。 後半型を自認する自分としては、屈辱パターンのレースとなってしまいました。 橋の登り下りの後は、ずっと平坦。 7.5キロあたりから、今度は、10分遅れスタートの5キロレースのランナーと合流し、再び走りにくくなりました。 横にでて、直進する。 曲がり角では、遠回りするか。いろいろ考えてしまいます。 時間からすると、ラスト2キロかな。 いつもの、トラック練習を思い出してね。 いつも通り走っていれば、そんなに遅れないはず。 ゴールの競技場が見えてきて、ぐるり、大回り、1周近く。 まだ、最終タイムの予測が立ちません。 38分台? 39分台? 40分台? ちょっと、油断すると、5キロレースのランナーにペースを合わせてしまいそう。 前をいく10キロレースのランナーは、1人も見えません。 時々、ジグザグになったり、ペースがイナターバルになったり・・・ まずいなあ。 最後の最後、競技場に入って、ラスト約250m。 ここで、ようやく、ゴール予想タイム。38分台確実!がでました。 よっしゃー いけてるぞー ゴール手前、コーンで2走路に分かれているように見えまして、左が5キロ、右が10キロかしら、とか、余計なことを考えた分、スパートのタイミングが遅くなりました。 結局、両者とも、左直進だったんですけどね。 視力が弱いんで、どうも、こういうところで、ロスをしがちです。 確信を持ってから、ラスト30m位だけ全力でゴール。 ゴールタイム 18分30秒。 結果は、その場で、記録証をいただけます。 よかった、 練習より速かった、というのは、素直に嬉しいです。 天候晴れ。 気温12度 湿度40%と、記録証に書いてありました。 実際、手袋もいらず、ランシャツでも汗で濡れましたので、もう少し、暑く感じました。 他のレースと混じる走りにくいコースということを考慮すれば、まずまずいいタイムだったと思います。 来週は、さのマラソンのフル。 これで、目標タイム、3時間05分は、実現可能性が80%位になったと思います。 今後、冬休みを利用して、最後の追い込みをして、10キロ38分前半レベルになり、いぶすきの難コースを3時間一桁でクリアできれば、東京マラソンでサブスリー勝負ができます。 東京マラソン関係者様。 スタートラインにごみ箱を用意してください。 ビニール合羽をそこで捨てられれば、サブスリーの可能性がクーンと上がります。 これ、大問題です。 ポカポカの天気になれば必要がありませんけれど。 |