2007.05.13 仙台国際ハーフマラソン 完走記

 仙台市内に前泊して、2時間前に余裕の会場入り。 前日受付をした場合も、当日、もう一度受付に寄ること(コール)が必要なので、要注意です。

 さすがに、一定の参加資格をクリアしているランナーばかりなので、みんな、速そうな体型の人ばかり、年齢層も若めです。

参加資格
陸連登録者で、平成18年4月1日〜平成19年1月31日まで公認記録
  10km 20km ハーフマラソン フルマラソン
男子 40分00秒 1時間30分00秒 1時間35分00秒 3時間30分00秒
女子 50分00秒 1時間40分00秒 1時間45分00秒 3時間55分00秒
車いす 31分00秒 1時間02分00秒 1時間05分00秒 2時間15分00秒

 ゆっくり、会場の周りを、1.5キロ位ジョグ、会場でくりりんさんにお会いし、トラックを5周位、おしゃべりしながらジョグ。 その後、隣の公園に出て、ジョグとトイレ。 また、会場に戻ったら、はちこ・はちおさん夫妻に遭遇し、「野口みずきが走っているよ!」とのこと。

 あっ、本当だ! さっそく、10m位後ろのついて、1周走ってみました。
 やっぱり、テレビでみるだけじゃ、実感としてわからないよね。 一言でいうと、バネ! カンガルーのように、一歩一歩蹴るどとに加速している感じ。 左右の腕は、かなり開き気味。 はちおさんが言っていたのは、「着地時間が短い」とのこと。 確かに。
 今日は、このイメージで行こう。 
 それにしても、レース前の身体ならしだというのに、キロ4分ちょい切る位のスピードでした。


 今回の私のレースは、4月の足裏の怪我から完全復調できていないので、記録的には無欲でした。 レース1週間前を切ってから、15キロを2回走り、その結果、予想として、1時間28分台、目標として、1時間26分台としました。

 天気は、曇り、これで、大失速はないな、と思いました。 天気予報は、次第に晴れて、西風が強まる、でしたので、早くこの天気にまま、終わって欲しいと祈りました。

 スタートの並び順は、自由。 オーバーペースが心配だったので、控えめにしました。 5分前にスタートする女子のレース。 もう一度、野口みずき選手の走りを堪能して、さて、と気がついたら、後ろから5〜10列くらいという位置になっていました。

 結果として、これは大失敗でした。 最初、トラックを1周半するのですが、スタート地点まで、
10秒、その後、トラック1周400mに1分48秒かかりました。 キロ4分30秒ペース。 しまった、何してんだろう。 こんな遠くまで来て。

 プロ野球楽天の本拠地、フルキャストスタジアム宮城の横を通って、公道へ。 どうしても、トラックでの遅れを取り戻したい気持ちが働きます。 実は、距離表示が、1キロごとに丸い標識であったのですが、そうとは知らず。ことごとく見落とし、5キロ地点までは、どの位の速さで走っているのか、皆目見当がつきませんでした。 道はほぼ平坦でしたが、曲がりが多く、現在位置がよく分かりませんでした。 できれば、前日の昼にコース下見ノバスが無料(先着順)で出るので、このレースを勝負レースとしている人は、乗っておくことをお薦めします。

 
5キロ通過が、ネットで20分23秒。 このタイムを確認して、まあまあいけるかもしれないという気になりました。 

 6キロ地点の看板を見つけ、ここからは、キロごとのタイムをチェックそて走ることになりました。 しかし、7キロあたりから登り坂があり、キロ4分11秒に落ちましたが、9〜10キロは、その反動で、今レース最速ラップの3分52秒。

10キロ通過は、40分48秒(5キロラップ20分15秒)
 何ーだ、結構,行けるじゃん。 野口みずきの走り、着地時間を短くして・・・何てこと考えたりして、乗ってきた感じで、走れていました。 10〜12キロは、キロ4分00秒をキープ。 そこから、少しずつ登りが始まって、結局


15キロ通過は、1時間00分59秒(5キロラップ20分11秒)
 
 このまま行けば、1時間25分台がでそうだな、と思いました。
 が、仙台ハーフのコーズは、そこからが難所でした。 何しろ、ゴールまで、標高差300mを登るのですからね。

 気がついたら、結構苦しい状態になっていて、いっぱいいっぱいな感じ。 相対的には、追い越しモードなのですが、スピードが落ちてるな、と自分でも分かりました。 ここで、さらに悪いことに、向かい風がきつくなりだしました。 1時間前だったら、こんなことはなかったのにね。 

 15〜16キロが4分11秒、そこから、距離表示の見落としが続きました。 距離表示を見落とすようになると、よくないですね。 次の1キロまで、次の1キロまで、というモチベーションがなくなってしまうと、行き場を失ったように、がんばれなくなります。

 気がついたら、「残り4キロ」の表示。 1時間14分17秒を見て、がっかりしました。 残りキロ4分でも、1時間26分17秒です。 25分台不可能! どうしてこんなに落ちてしまったんだろう。 もちろん、坂と風に影響なんですが、記憶的には、ぶっ飛んでいるんです。

20キロ通過が、1時間22分00秒(5キロラップ21分01秒)

 コースは、市街地に入り、仙台国際ハーフのハイライトです。 北海道マラソンと同じく。最後に街の中心を走れるというのは、応援も多く、感動的です。

 定祥寺通に入り、残り1キロは切っている。 最後のがんばり!、と前の行く数人ノランナーに目標を定めてみたのものの、ここに来ると、みんなラストスパートの態勢にはいっています。 前に追いつくどころか、置いていかれないようにするのが、精一杯。

 最後は、左折して、目の前、50mもいかないうちにゴール。 ここでも、また失敗。 そう分かっていたなら、もう少し前から、スパートできて、5〜10秒は、稼げたはず。  コースを知らなくても、時計を見て、チェックしておけばよかたですね。 まあ、余裕がなかったということですけど、ラスト400m、200m、100mは、トラックラックで練習している時をイメージして、ビルドアップできたはずです。

 結局、
ゴールタイム1時間26分26秒
 当初の目標はクリアでしたが、一時、25分台が見えていただけに。もう少しいけたのでは、という感が残りました。

 今回は、午後1時30分からの、お別れパ^ーティにも、出席しました。 賑やかな雰囲気に中、食べ物のふんだんにあり、楽しい会でした。

 全体として、メインレースとして、目指すに値する大会だと思いました。 来年、あるいはその次の年になるかもしれませんが、今度は、ベストな状態で走ってみたいと思います。

距離 通過タイム ラップ コース
〜 スタートライン 0:00:10 宮城陸上競技場
〜 5km 0:20:33 0:20:23 最初618mはトラック ほぼ平坦
〜 10km 0:40:48 0:20:15 仙台西部へ 約20mの丘越え
〜 15km 1:00:59 0:20:11 仙台南部へ ほぼ平坦
〜 20km 1:22:00 0:21:01 仙台市街へ 30mの登り
〜 ゴール 1:26:26 仙台市役所