2009.05.04 春日部大凧マラソン 完走記
フルマラソンにしろハーフマラソンにしろ、レース3日間は1歩も走らない方がいい。 ただし家にとじこもていたり、車に長時間乗ったりした場合は、前日の軽いジョグはプラス。 ・・・これが、現時点のとっとこ流の考え方である。 今回だって、タイムを少しでも上げるにはそうしたほうがいいとはわかっていたけれど、あえて、それをしなかった。 4月にフルマラソンを連続週で完走し、その後あまり休まず、10000mのハイペース走を前日まで4日連続行っていた。 脚はパンパンの状態で、とてもまともに走れたもんじゃない。 でも、その状態でどこまでえできるかが、ひとつの挑戦である。 東部野田線の南桜井の駅からシャトルバスも出ているが、多くのランナーと同様、会場まで、約20分の道を歩いて行った。 会場は、体育館が使えるので、たとえ雨が降っても安心だ。 預けは貴重品(紙袋1つ)のみ。 トイレ渋滞はさほど深刻ではない。 先月の掛川・新茶マラソン同様、計測は、RSタグという、板状のタグをシューズにビニタイ(針金バンド)で結ぶもの。 これからは、主流になるのだろうか。 それにしても、板はでかいし、従来のRCチップの方が走りはすく思う。 事実、右足につけた掛川では、終盤右足裏が痛み、左足につけた春日部では、は左足が痛んだ。 今回は、実力相応に前から20列目くらいに並び、ロスは9秒。 何と、この大会のコース、2.5キロ地点に鉄道の踏み切りがある。 そんなところで止められたりしたら、もうどうしていいかわからなくなるだろう。 だから、最初は、ある程度の位置で、ある程度の流れに乗って遅れないようにした。 なのに1キロ通過は、4分42秒(ネット同31秒) 2003年にこの大会に出た時もそうだったが、距離表示はアバウトだ。 その後は、4分15秒ペース。 2。5キロの踏切前ではドキドキしたが、無事通過。 脚の状態が悪いので、とにかくロスのない走りを心がける。 ただし、身体の動きは小さくならないように。 5キロ通過は、21分40秒(ネット同31秒) いつもなら、がっかりしたり焦ったりするタイムであるが、今日は、まあまあ、いけてるじゃん、 と思った。 この調子で行って、自己コースベストの1時間32分38秒が、勝敗ラインかなと思った。 給水は、5キロから、しっかり取った。 そのたびペースが乱れるが、水を優先させた。 7キロ過ぎにに、距離合わせのための折り返しがあり、やがて、江戸川河川敷に登る。 、10キロ通過は、43分39秒(ラップ21分59秒) ペースは、確実に落ちる傾向にあり、ちょっと、コースベストはきついかな、と思った。 ずるずる後退してはいけないと思って、目標になるランナーをチェックした。 NEW BALLANNCEのTシャツの帽子のランナ−(以下ニューバラさんという),黄色のランシャツ・ランパンのランナー(イエローさんという)、蛍光グリーンのランシャツ・ランパンのランナー(グリーンさんという)の3人が、私と相前後して走っていた。 河川敷といっても、2回ほど。土手の上り下りがあり、上りにると、私が先行するが、やがて追いつかれるという展開であった。 ちなみに、河川敷であっても、今日は風がさほどなく、大きな障害にはならなかった。 この河川敷の道で、まず、ニューバラさんが後退していった。 逆に、イエローさん、グリーンさんに先行される。 この大会、12キロまでは、1キロごとの表示だが、12キロを過ぎると、残り1キロごとの表示になるので注意が必要。 なお、15キロと20キロ(こちらは見落としたが)の表示はある。 10キロを過ぎると、キロラップは4分30秒を超え出した。 コース自己ベストは苦しい。 目標タイムを1時間35分にした。 それでも、キロ4分40秒以内くらいは維持していかなくてはならない。 イエローさんは、射程県内にいるものの、グリーンさんは、視界から離れた。 15キロ通過は、1時間06分24秒(ラップ22分45秒) 残り5キロの土手から下りる下り坂で、白のランシャツノランナー(ホワイトさん)が力強く抜かしていった。 ここからは、再び公道だ。 しばらく、このホワイトさんを目印に、付かず離れずにいく。 前方にいるイエローさんは、つかまりそうでつかまらない。 残り5〜4キロは、4分19秒。 距離表示がおかしい。 次は4分47秒。 まあ、平均して、4分30秒に近いペースを維持できているようだ。 もうちょい。 見晴らしのいい直線路で、前方にグリーンさんが、ちらりちらりと見えてきた。 よーし、ゴールまでに追いつくぞ、と思うと、がんばる気になってきた。 まあ、イエローさんにしろ、グリーンさんにしろ、たまたまいただけで、競走しているわけでも何でもなく、ただの一人芝居なんだけど、そうやって、無理やりでも目標を作ることによって、一度決めたことはやり遂げる! という気持ちになり、弱い心に打ち勝って達成した時には満足感がある。 残り3〜2は44分28秒、2〜1キロは、4分27秒。 この間にイエローさんは捕えることができた。 残りはグリーンさん。 ところが、相手も、ラストスパートに入って、差がなkなか縮まらない。 トラック勝負(勝手に思っているだけだが)。 残り100mのコーナーで、ようやくグリーンさんを抜いた。 まわりから見たら、きtっとバカみたいな全力走。 ところが、もう一人、横にいたランナーが、ここで抜かれるなんて、とカチンときたらしく、 逆に抜き返される。 一瞬、まあいいかとも思ったが、1500m競走のランナーでもある自分としては、ラストのダッシュで抜かれるのはプライドが許さないので、最後は、短距離走の走りで抜き返した。 そんなに元気が残っているなら、それまでもっと頑張れよ、って言われそう。 ゴールは、1時間33分26秒(ネット同17秒 ラップ4分28秒) ここで追い込んで、いい意味のリバウンドが来ることを期待している。 再来週の日曜にマスターズーズの10000m、まずは、ここからスタートで、北海道マラソンまで。 状態を上げていくつもりである。 |
距離 | 通過タイム | ラップ | コース |
〜 スタートライン | 0:00:09 | - | 庄和総合公園前 |
〜 5km | 0:21:40 | 0:21:31 | 踏切あり |
〜 10km | 0:43:39 | 0:21:59 | 折り返しあり |
〜 15km | 1:06:24 | 0:22:45 | 江戸川河川敷 |
〜 20km | 1:28:58 | 0:22:34 | 公道へ |
〜 ゴール | 1:33:26 | 0:04:28 | 庄和総合公園陸上競技場 |