2009.01.11 谷川真理ハーフマラソン 完走記
今年の開幕戦。 1週間前の連日ノ16キロでキロ4分で走れたので、ハーフなら、1時間26分00秒はければおかしい。 25分台後半か、前半かは頑張りよう、と予想を立てた。 しかし、なかなかうまくはいかないもの。 反省点がいっぱい挙げられる。 月曜と火曜に走れなかったため、この1週間は水曜日の1000m走のみで、練習不足だった。 いつも前日は禁酒しているのに、誘惑に負けてビールをコップ一杯飲んでしまった。 夜は、早目に就寝したが、「洗濯機から水漏れがしているみたい」という妻の声に目がぱっちりさめ、以降、眠れなくなった。 さらに、前の日のたくさん食べた方がいいと思っ江実行したところが、腹の調子がいまいちで、当日朝、迷ったが、下痢止めを飲んだ。 1週間前の16キロの連続練習で、走る前にアクエリアス500mlを飲んだ2日目の方が、最後にスピードがあがった。 よし、これでいこう、と決め、朝から会場で荷持を預けるまでに、500mlを飲み干す。 この季節のハーフなら、給水はいらない。 給水のロスタイムの大きさは、2ケ月前のつくばマラソンで感じていた。しかし、これは裏目に出た。 河川敷は、冷える。 よって、あまり早過ぎず、丁度いいタイミングで現地入りしよう。 1時間前に会場入り。 しかし、遅すぎた。 以下に書くような混乱で、アップが全くできなかった。 まず、会場に着いて、左奥にある、受付場所がわからず、手間取った。 販売ブースはいっぱいあるのにだ。 看板を立てるなりして、うまく誘導してもらいたい。 受付を済ませて、残り50分。 荷物預け場所を確認しに行ったら、すでに長い行列。 しかも、なかなか前に進んでいない様子であった。 預ける荷物と放置する荷物を分ける予定であったが、その時間はなさそうだ。 第一、荷物の置き場と考えていたのは、土手側の観客スタンドだが、既に親子レースが始まっていて、そちら側に行けなくなっていた。 雨の降っていないし、仕方がない。 ここで、すべての荷物を預けることを決断し、ランシャツ・ランパン姿に。 列が長く進まないのは、荷札にゼッケン番号を書くところである。 もっと、ペンとテーブルをたくさん出していたら渋滞は解消されただろう。 あらかじめ、荷札を郵送しておくのも手である。 そうすると荷物を預ける人が増えるだろうから、、場所も大きくしておかないといけない。 ぜひ、再考してもらいたい。 もっと、早く来ないのが悪いって? いやいや。ランニングは薄着でするスポーツなのである。 特に冬の大会では、荷物預けは重要なテーマなのだ。 荷物預けが終わったら、残り25分。 ここで、手袋を間違えて預けてしまったことに気がついたが、が、もう、仕方がない。 次はトイレだ。 すごい列。 朝から飲んだ水分が、急に薄着になった刺激で、急に尿意が強まった。 下痢止めの影響もあるかもしれないし、昨晩のビールの影響もあるかもしれない。 並んでいるうちに、苦しさは、最高度になった。 マラソン終盤に苦しさなんて比じゃないなと思ったくらいだ。 結局、順番が来てこの解放されたのが、スタート3分前。 スタート地点に行ったら、横から入る隙間はあった。 そこで、靴ひもがうまく結ばれていないことを発見。 RCチップを慌てて付けたためだ。 急いで直して、間に合ったと思ったら、もうスタートのピストルが鳴った。 どの位置に入ったのかもわからなかったが、スタートロスは、11秒だった。 悪くない。 しかし、今までの動きの中で、すでに完敗が決定されていたと思う。 この大会、AコースとBコースに分かれていて、Aコースは、荒川河川敷を川上へ、Bコースは川下に走って、折り返してして戻る。 スタートは、Aコース10時00分、Bコース10時10分である。 陸連登録者は、Aコースに割り当てられるが、その他は、定員1万人のうち、早く申し込んだ人がAコース、遅く申し込んだ人がBコースとなる。 Aコースの方がタイムが出やすいというkとだったが、実際はどうだろうか? 冬の北西風が吹いた場合、Aコースは後半追い風になし、実際、本日はそうだった。 しかし、両者とも土手に登る部分があり、Aコースは、数百mの未舗装区間がある。 さて、まずまずのスタート位置であったにも関わらず、スタート後は、遅いランナーも入り混じっていて、なかなか走れない。 くねくねとロスをして、しまった、しまった、と思う。 ところが、最初の1キロがネットで「3分43秒!」ええっ?! 速すぎ?! スタート前のあまりの混乱で、気が動転したかと思ったが、たまたま隣に居合わせた、髭さんが、「1キロ、おかしいよ」と言ってくれて、正気に返った。 あやうく、スピードを下げるところだった。 2キロの看板通過、8分16秒、ネット8分06秒、これが正確だと思う。 キロ4分03秒ペースは、予定通りだ。 3キロ地点で、ゲストランナーの猫ひろしさんを抜く。 手を振りながら楽しそうに走っている。 せっかくだから、「この前、(テレビで)競歩との競争見ましたよー」と声を掛けた。 そしたら、「ありがとうございます!」と答えてくれた。 嬉しい。 でも、まさか、この時点で、後半に逆転されるとは思ってもみなかった。 しかし、予定通りだったのは、4キロまで、5キロ通過は、ネット20分21秒だったが、その後は、キロ4分12秒ペースに落ち着いた。 残りの距離を考えると、ゴールまでしっかり走り切るためのぎりぎりの線でいくしかない。 10キロ手前では、新河岸川 との関があるところで、坂の上り下りがある。 ここで、一気にがくっと来る。 5キロ以降、キロ4分12−13−12−12と来ていたものが、9キロから10キロは、4分28秒に落ちた。 10キロ通過は、41分49秒。 荒川のコースが、いっつもこれだ。 ぎりぎりのペースで走っているのに、突然の坂でリズムが狂う。 でも、みんなそんなことないみたい。 坂では、がんがん抜かれた。 坂を下って折り返し。 また来た坂を登って下る。 当然時間はかかって、10キロから11キロも、4分27秒で、抜かれまくる。 このあたりで、髭さんに抜かれ、そして、びっくり、猫ひろしさんが、ぴょんぴょん飛ぶようにして、走り去って行った。 一瞬、付いていこうかと思ったが、無謀なことは止めた。 1時間25分台でゴールしたらしい。 調子がいい時に勝負したいものである。 そういえば、数年前、この大会で、そのまんま東さんに負けた。 谷川ハーフは、芸人と勝負する大会だな。 折り返して、追い風にになり、急に暖かさを感じる。 もっとも、今日は、冬にしては、風はないほうだろう。 向かい風で、手袋がなくても寒さは感じなかった。 それでも、風が背中を押してくれると楽になる。 平坦な道に戻ると、キロ4分10秒ペースに戻った。 しかし、前半から徐々に感じていたのだが、このあたりから、右のふくらはぎの筋肉が痛みが大きくなった。 ウォームアップもしないで走って、びっくりしたようだ。 無理はできない。 15キロ通過は、1時間02分58秒。 フルマラソンなら、終盤は、抜きまくりということが多いが、ハーフだとそうはいかない。 失速ランナーはほとんどいないし、逆に15キロ以降、ペーペースを上げてくるランナーは多い。 残り2キロで、1時間20分07秒だったので、28分ラインが勝負ラインとするが、ちょっと、届かないかな。 ネットで、27分台ならいいや、と妥協してしまう。 結果、次の1キロに4分06秒かかり、ラスト1キロ3分50秒でカバーしたが、グロスタイムは、27分台に3秒及ばなかった。 ゴールタイム1時間28分03秒。 ネット1時間27分53秒が、戦績である。 今回は、準備の段階で、失敗があったと反省しているが、そんな中で、自分なりに最低限のラインでまとめられたかな、とも思う。 次の2月11日の森林公園ハーフは坂が多いので90分勝負であるが、3月1日の深谷ハーフでは、リベンジしたい。(ついでに、3月1日は仕事の可能性があり、3月7日の鴻巣ハーフにもエントリーした。) |
距離 | 通過タイム | ラップ | Aコース |
〜 スタートライン | 0:00:11 | - | 新荒川大橋下 |
〜 5km | 0:20:32 | 0:20:21 | 川上へ 戸田橋下 |
〜 10km | 0:41:49 | 0:21:17 | 川上へ 笹目橋下、幸魂大橋下 折り返し前後坂あり |
〜 15km | 1:02:58 | 0:21:09 | 川下へ 幸魂大橋下、笹目橋下 |
〜 20km | 1:23:51 | 0:20:53 | 川下へ 戸田橋下 |
〜 ゴール | 1:28:03 | 0:04:12 | 新荒川大橋下 |