2011.02.27 ふかやシティハーフマラソン 完走記
北埼玉ハーフマラソンシリーズ第1弾! と勝手に名づけた。 第1弾 ふかやシティハーフマラソン 第2弾 鴻巣パンジーマラソン 第3弾 羽生さわやかマラソン 3週連続のハーフマラソンである。 今季は、年末に左足首を捻挫して、正月が走れず、大幅に走力低下。その後もだましだましで、月間走行距離は200キロ行かずという状態で、3月21日の板橋Cityマラソンでサブスリーに挑戦するための計画を立てた。 今年のハーフマラソンの戦跡 谷川真理ハーフマラソン 1時間29分台 千葉マリンハーフマラソン 1時間28分台 その続きで、北埼玉シリーズでは、 第1弾 ふかやシティハーフマラソンで、1時間27分台 第2弾 鴻巣パンジーマラソン 1時間26分台 第3弾 羽生さわやかマラソン 1時間25分台 を取る。ならば、その続きの板橋では、1時間24分台の走力の状態が期待でき、サブスリー挑戦圏内ということができる。 今季の状態でも、2月の別大マラソンで3時間04分台が出せたこと、これが、サブスリーもそんな夢物語ではないことの根拠となっている。 相性のいい、ふかやシティハーフ。昨年は、自己ベストに11秒まで迫る、1時間23分54秒で走った。平坦で距離表示が正確な公認コース。やる気の出るコースである。 この大会の今年のエントリー数は、全種目で5,340人。昨年の6,307と比べると、977人の減である。今どき、減員とは珍しいが、その原因は明らか、RUNNETでの募集を止め、スポーツエントリー1本にしたためだ。ランナーズの影響は大きい。でも、おかげで、更衣室となっている体育館もぎゅうぎゅうではなかったし、トイレもすいててよかった。 レース前は紅白さんと落ち合い準備。時間があると思っていたが、話をしていたりすると、あっという間に時が過ぎ、アップはほとんどできなかった。スタート地点に行くと、ぐっちゃんさん、ホッケさんとも合えた。 最前列には、4つの大学の招待選手がずらり。さすが、公認大会である。 天気は快晴。風も弱く絶好だ。 スタートロス 01秒 前の位置に並んだ以上、最初は速く走る、というのは義務だと思っている。最初の200mは、紅白さん、ホッケさんより速かった。でも、ばらけてきて、予定通りペースを落とすと、2人は、そのまんま並んで行ってしまった。いってらっしゃーい。さあ、この2人の勝負はいかに? 左折して大通りに出て1キロ地点。この大会は、路面に線が引いてあって、ぴったりの距離で信頼できる。 1キロは、3分56秒。最初、突っ込んだから、これは予定どおり。 さて、ここで冷静になって残りの距離を感じて、いける!というペースを見つける。楽ーに、楽ーに、でも、力を抜かず、こんな感じかな、って思いながらペースを作る。その結果、どきどきの2キロ地点。 2キロ8分11秒、この1キロ4分15秒。うーん、まずい、あまり調子がよくないなあ。目標タイム=1時間27分台のためには、キロ4分10秒で行って、後半、若干落ちても粘ればクリア、と考えていた。しかし、現実、4分10秒は、速い体感である。4分15秒でも、もう、脚が疲れている。痛い感じがする。 1〜6キロまでは直線道路で、調子がいいと坂なんて感じないのだろうけど、今日は、坂を感じた。2キロ地点の数字がよくなかったので、もうちょっと、頑張ってみて、次の1キロは4分07秒、しかしよくなったかと思ってすこし緩むとだめだ。次の1キロは、4分11秒、次は4分14秒と、落ちる方向に引きずられた。 5キロ通過 20分44秒 (ラップ20分43秒) 余裕ないなあ。走り前に「今日の目標は27分台」なんていわなきゃよかった。30分勝負がいいとこになるかもしれない。まあ、諦めるのは速すぎるので、ちょっと、頑張ってみる。やや、身体を前傾にしてみたり、何とか、楽なリズムにはまろうと努めた。次の1キロ、4分08秒、次も4分08秒。 前方に、ピンクのウェアの女性ランナー(以下ピンクさんという)が見えた。苦しい時の女性頼み。あそこまで、追っかけよう、と目標にした。おかげで、次の1キロも4分07秒。また、今度は前に白のウェアの女性ランナー(ホワイトさん)発見。よし、あそこまで、と頑張って、追いついた。が、そこまでだった。すぐに逆転され、離れだした。次の1キロ4分11秒、次が14秒。 10キロ通過 41分32秒 (ラップ20分48秒) 給水所で、また、遅れが進む。この大会、給水がすべて水でスポーツドリンクがないというのが残念なところ。しかも1杯ずつの量が少ない。スタート前の給水が不足していたことを後悔した。 10〜11キロが、4分17秒で、結局この区間が今日のワーストラップとなった。曲がり角でホワイトさんとも距離を測って追いつこうと思ったが、結局ここの曲がり角が最後で、以降見えなくなった。 11キロ地点で、キロ4分10秒ペースに対する貯金が、わずか1秒。残り半分、前半と同じペースで走るのは難しいかな、と弱気になってきた。まあ、だめもとでやってみるか。とにかく次の1キロ。腕f振りを意識して走ってみる。次の1キロ4分05秒。よし、貯金ができた。この感じ、この感じ、で次が4分08秒、次が4分07秒。こんなに秒差を意識しているランナーなんて少ないと思うけど、私の場合、それを止めてしまったら、パタッと止まってしまう。4分10秒ペースとの攻防をしていた。 15キロ通過 1時間02分16秒 (ラップ20分44秒) 4分10秒ペースに対する貯金が14秒となった。ここで、27分台いけるな、という気になってきた。次の1キロが4分11秒、次が4分12秒、次が4分08秒。18キロ過ぎに舗装路でけど路面が悪い区間があり、走りにくい。落ちてるなあ、と思いつつ、前へ、前へ、頑張ってみた。 残り3キロを過ぎて、ひとりの別の黒いシャツの女性ランナー(以下ブラックさんという)に抜かれた。これは、いい機会、この人に付いていこう。そうすれば、27分台の世界に連れて行ってもらえる。最後は、トラック勝負で負けないぞ、と、完全に他力に頼った。次の1キロは、4分11秒。 残り2キロになったところで、後ろから、今度は、ピンクさんに抜かれた。あれえ、ずっと前に抜いてきて、とっくに、後ろに置いてきたと思っていたのに。ちょっとショック。 ピノクさんは、ブラックさんの後ろに付く。しかし、抜かない。あまり後ろにいることを気がつかれないようにしているようにもみえた。沿道からは、「女子6位だよ」「女子7位だよ」という声がかかった。もしかして、ここが入賞ライン? (正解は、各部門8位までだったが) 2人の女性ランナーを後ろで見ながら、ははあ、これから女同士の戦いが始まるな。この勝負、最後まで見届けなければ。絶対に離れないぞ、と思った。次の1キロ4分06秒。おかげでペースが上がった。 20キロ通過 1時間23分04秒 (ラップ20分48秒) 残り1キロの看板を過ぎて、さすが、このまま、女性2人のしっぽにくっついているのも情けないか、という気持ちになってきた。よし、出るか、付いておいで、という小気持ちで前にでた。 最後に新幹線のガード下をくぐって右折、残り500mか。しかし、ここで、いったん、力尽き、ブラックさんに逆転された。必死に食いつく私。 ゴールの競技場が見えてきた。差をつかずに競技場まで行けば、最後は絶対に負けない!なんて、思いっきり、勝手に意識していた。 トラックにはいって残り150m。もちろん、レディファーストも何もない。思いっ切りりスパートをかけて逃げ切った私であった。 ゴール 1時間27分17秒 (ラップ4分13秒) ゴール後、「ありがとうございました」とブラックさんに挨拶したら、ピンクさんからは、「安定したペースだったので、ずっと、付かせてもらって・・・」と逆に感謝されてしまった。8キロ地点で追い抜いてから、18キロ地点まで、ずっと後ろのいたようだったが、全く気が付かなかった。 紅白さんが見えたので、「どうだった?」と聞いたら、×のサイン。21台の自己ベストはかなかった。ホッケさんとのバトルは、5秒差でホッケさんの勝ちとなったが、ふたりともいいライバルで、いいレースができたようだ。 さあ、次の土曜日は鴻巣ハーフ。今度は26分台が目標だ。キロ4分10秒ではだめ、4分08秒が必要dです。たった2秒、されど2秒、またまた秒差を意識したレースになると思う。 |
距離 | 通過タイム | ラップ | コース |
〜 スタートライン | 0:00:01 | - | 仙元山公園横 |
〜 5km | 0:20:45 | 0:20:44 | 直線 西へ |
〜 10km | 0:41:32 | 0:20:47 | 直線 南へ |
〜 15km | 1:02:17 | 0:20:45 | 曲り多し 東へ |
〜 20km | 1:23:05 | 0:20:48 | 曲り多し 北へ |
〜 ゴール | 1:27:17 | 0:04:12 | 仙元山公園陸上競技場 |