2011.11.20 ねりま光が丘ロードレース

 2週間前の成田POPランのハーフマラソンで、左ふくらはぎの筋肉の故障を悪化させてしまい、以来2週間、全く走らず、回復を優先した。1週間後につくばマラソンのフルマラソンがあるので、当初、この大会はパスするつもりだったが、そもそもハーフが走れない状態ならフルは走れないはずだし、もし、この大会で脚がひどくなるようなら、つくばは諦めようと思い、参加することにした。

 よって、今回の目的は、脚が持つかということなので、タイム云々ということは全く問題ではない。といっても、一応、レースである以上、1時間40分という線を目安にすることにした。成田POPでは、切れなかったのだから。

 この大会の欠点のひとつ。整列が早い者順ということだ。昨年は失敗して後方スタートで苦労したが、今年は、わざとのんびりして、後ろのほうに並んだ。今日の心配は、めいっぱい走ってしまって、脚を悪化させることなのだ。初めから、今日はタイムを気にしません、というスタイルとした。

 スタートロス 13秒

 ロスは、13秒だが、最初のトラック1周と4分の1、我慢して、流れに乗って走ったが、でも、いくらなんでもさ、というゆっくりペース。さすがに、後ろ過ぎたと後悔した。1キロ地点までは、自分のペースで走れず、5分半ほどかかった。今日のレースは、実質、ハーフではなく、20キロレースになってしまった。

 1キロ地点から、ばらけてきたので、自分のペースで行けた。頑張らなくても、がんがん抜いていってる感じ。でも、キロ4分30秒をちょっと上回ってしまう。練習していないので、走力がますます落ちたなあと思う。

 3キロを過ぎて、公園内から外周道路に出て5周。昨年から1キロごとの表示ができて、ずっと、走りやすくなった。

 5キロ通過 23分30秒 (ラップ23分17秒)

 ひとりのランシャツ・ランパンのランナーと、前に行ったり、後ろに付いたりといった感じになった。ペースダウンしないよう、このランナーのペースを利用させていただいた。ペースは、キロ4分36秒あたりで安定。

 7キロ地点、成田ハーフでは、このあたりから前兆が始まった。今日は大丈夫。
 9キロ地点、成田ハーフでは、ここで痛みが走った。今日は大丈夫。 

 10キロ通過 46分20秒 (ラップ22分50秒)

 天気は晴れで、この季節としては気温が高く、アメダスの記録だと、20度を超えてきていたようだ。ゴール後、暑かったでしょう、って言われたけど、今日は、暑いとは、全く感じなかった。暑いかという問題より、脚が持つか、痛みが始まるんじゃないか、とそちらのほうに気が取られ、どきどきものだった。

 13キロOK、14キロOK・・・・

 15キロ通過 1時間09分21秒 (ラップ23分01秒)

 このあたりから、さっきのランシャツのランナーさんが後ろに下がった。何とか、脚が持っていたので、1時間40分の当初の目標タイムは楽勝でクリアできそうだ、目標としては、初フル前のベスト、浦安ハーフの1時間36分とした。ただ、36分何秒だったか、思い出せない。確か、前半だったような・・・・(正解は、1時間36分48秒(ネット22秒))

 浦安ハーフを目標にしたのは、その後の初フルの荒川で、ネット1時間30分台だったから。つまり、今日、1時間36分で走れれば、来週のつくばでは、3時間30分に挑戦資格ありとなる。タイムは気にしないなんて言って走り出して、やっぱりタイムを気にしてしまう。そうでなきゃ、面白くない。

 目標ができたので、ここから上げて行って、キロ4分30秒を切っていくぞ、という気になった。すでに、周回遅れのランナーと重なっていたので、ぐんぐん抜いていく感じで、自分がとっても速く走っているという感じになる。でも、それは、錯覚。タイムを見ると、結構、飛ばしている感覚なのに、キロ4分35〜40秒で安定してしまっていた。

 18キロあたりから、ふくらはぎに少し痛みを感じるようになってきた。やっぱり来たか。無理はできない。というか、脚だけではなく、呼吸も苦しくなってきた。やっぱり練習していないので、このペースでもきつくなってしまう。

 19キロからは、明らかにペース落ちているな、という感じ。最後の給水はパスをして、直進。少しでも前へ、といつものレースモードになっていた。ちなみに、この大会、周回コースだから、約3キロごとに給水チャンスがある。今年からスポーツドリンクも加わった(多分、アミノバリュー)。去年はおいしくないと評判の悪かった水も、今年はミネラルウォーターを使ったということで、おいしかった。

 20キロ看板はないと思う。残り1キロの看板があって、そこから逆算すると、
 20キロ通過 1時間32分23秒 (ラップ23分02秒)

 残り1キロが、1時間32分54秒。36分台が難しい。

 残り1キロを過ぎてから、ひとりのランナーに抜かれた。よおし、このランナーを最後で抜き返すぞ、と、ラストスパートモードに。
 ラストは、公園内に入って、100m+トラック100m。最後にダッシュをかけて、このランナーを抜いて、
 ゴール 1時間37分10秒 (ラップ4分47秒)

 何とか脚が持った。そのことが一番嬉しい。これで、つくばマラソンの出場資格ありだなと思った。タイムからして、3時間30分が目標です、と宣言できるレベル。もし、3時間29分59秒以下だったら、万歳してゴールしようと思う。

 ゴール後、地元の接骨院が無料のケアサービスをしていたので、立ち寄った。そこで、自分の症状は、ふくらはぎから足裏に通じる筋肉の損傷であることがわかった。足裏を押されたら激痛だったのだ。先月のキナバル山レースの下りに原因があるのだろう。

 それから、スタートと前、これまた無料でもらった、ファイティンのチタンテープは効果があったのかもしれない。

 さあ、次は、つくばだ。

距離 通過タイム ラップ コース
〜 スタートライン 0:00:13 - 光が丘公園陸上競技場(土)
〜 5km 0:23:30 0:23:17 公園内周1周して、外周道路1周目
〜 10km 0:46:20 0:22:50 外周道路1〜2周目
〜 15km 1:09:21 0:23:01 外周道路2〜4周目
〜 20km 1:32:23 0:23:02 外周道路4〜5周目
〜 ゴール 1:37:10 0:04:47 光が丘公園陸上競技場(土)

20キロの看板はないと思われるめ、前後の通過タイムから計算
残り1キロの看板はあり