2011.01.09 谷川真理ハーフマラソン 完走記

 今年もレースは、谷川真理ハーフから。
 昨年最後のレース、12月23日の足立フレンドリーマラソン(ハーフ)の日に、左足首を傷めてから、正月休みは走れず。ようやく、3日前に、5キロ走ができるようになったばかり。目標は、1時間30分切りレベルの死守。

 足立フレンドリーマラソンでは、11月末の小江戸川越ハーフで、1時間25分切りを達成していた油断から、まさかの失速で、1時間29分56秒。あの日は、予想外の1時間29分台、今日は狙っての1時間29分台だ。

 「ハーフマラソンとしては、日本一の参加人数だろう」とアナウンスしていた。他の種目をあわせてなのか、ハーフの種目だけなのかは、わからなかったが、いずれにしても、1万人を超えるビッグレースだ。コースは、川上に向かうAコースと、川下へ向かうBコースに分かれ、それぞれが、申込時の申告タイムにより、15分おきに3回に分けてスタートする。すなわち、全体で6回に分けての分割スタートで、大人数の割にはスムーズなスタートだ。トイレの数は、「普通100人に1基、大会によっては120人に1基だが、この大会は、80人で1基です。」とアナウンスしていた。2年前に出場した時には、トイレの長い列に苦しのだ経験から、30分は並ぶと覚悟していたが、5分程度で済み、拍子抜けした感じにさえなった。ウェーブスタートというのも、混雑の分散に役立っているのだろう。大会の質はトイレで決まる、とさえ思っている自分にとっては、二重丸である。さらに、荷物預けの荷札も事前に郵送されているので、これもよい。下1桁の数字ごとに荷物を預けるのだが、スムーズであった。もっとも、自分は、30分前に荷物を預けたが、その直後から、急に列が長くなってきたのでご用心を。

 12月の足立ハーフの反省から、今日は早めに現地入りして、2キロほどのジョグもできたし、事前給水もOK。故障明けという現状の中では、ベストの状態で臨めたと思う。

 ところで、Aコースか、Bコースかは、申込が早いほうがAコースのような気がする(あくまでも推測だが)。2年連続Aコースだったので、今年はエントリーのタイムングを遅くしてみたら、狙い通り、Bコースになった。2年連続、途中で逆転されているゲストランーの猫氏はAコースで、同走できないのは残念だが、今日の状態では、もともt勝負になるまい。(実際、猫氏は、1時間15分45秒でゴールしたのだから、もう、別次元に行ってしまった。)

 天気は晴れ。風も弱く、寒くもなく、絶好のマラソン日和だった。

 「70から80分」という、2番目のブロックに並んだ。

 スタートロス 05秒

 今日は、飛ばさないぞ、4分16秒イーブンで行く!と決めていたら、1キロ通過で時計を見て、本当にグロス4分16秒だった。よっしゃー。

 Bコースの場合、最初と最後の2キロ区間に、岩淵水門(荒川から隅田川に分かれる水門)があり、ここを登って超えなければならない。しかし、その他は平坦。Aコースは、折返しの付近に坂があり、いつもここでペースが落ちていたので、自分にとっては、Bコースのほうが攻略しやすいと思った。もっとも、今日もそうだったが、冬はたいてい北西風なので、Aコースなら、帰りに追い風になるが、Bコースは逆なのでつらい。

 5キロ通過 21分08秒 (ラップ21分03秒)

 そうそう、ちょっとだけ貯金をしてね。いい感じ。いい感じ。

 10キロ通過 42分20秒 (ラップ21分12秒)

 1時間30分ペースに対して、20秒の貯金になった。ほぼ計画通りの進行ににんまりである。

 折り返すと、少し向かい風を感じた。会場では、「無風」ってアナウンスしてたのになあ。といっても、河川敷で本当に無風というのはあり得ないこと。贅沢は言ってられない。

 15キロ通過 1時間03分46秒 (ラップ21分26秒)

 うーん、タイムが落ちてきた。貯金は14秒。このまま落ち続けていたら、1時間30分が危ない。楽勝気分が、いや、そうでもないぞ、問いう気になってきた。

 さあ、気合をいを入れて行こう、と思ってギアを入れたのに、15〜16キロが、4分20秒かかり、目標達成が黄色信号に。続いて、4分19秒、21秒となり、結構、体感では頑張っているのに、みるみる貯金がなくなってしまった。

 岩淵水門前、土手に上がったところが、19キロ表示。時計を見たら、ラップ4分38秒。げえl、これじゃ、無理だ。と腐りかけたが、距離表示が間違えていると信じて、最後まであきらめないようにと思った。

 20キロ通過 1時間25分29秒 (ラップ21分43秒)

 この1キロは、時計上、4分05秒、やはり、19キロの距離表示位置が相当ずれていたようだ。しかし、この時点で、目標ペースに対して、借金9秒!残り、キロ4分10秒に上げて、ラストスパートをかませてどうか、といったことろだ。

 しかし、余裕度はゼロ。最後の下り坂で、目いっぱい行って、直線勝負。 思いっきり時計を意識した。

 最後、右に曲がってゴール前50mくらいか。やっと、1時間30分切りを確信した。

 ゴール 1時間29分47秒 (ラップ4分18秒)


 サブスリー云々というランナーといては、全くもって低レベルではあったが、レース前に立てた目標が達成できて、ゴールは結構満足状態だった。この大会は、すべてのゴールしたランナーに暖かいおしぼりが出せれる。これは、本当にランナー思いのスーパーなサービスだと思う。おしぼりで顔を拭った時の気持ちよさは、格別である。


距離 通過タイム ラップ Bコース
〜 スタートライン 0:00:05 - 新荒川大橋
〜 5km 0:21:08 0:21:03 川下7へ 岩淵水門で坂あり
〜 10km 0:42:20 0:21:12 川下へ
〜 15km 1:03:46 0:21:26 堀切橋折り返し 川上へ
〜 20km 1:25:29 0:21:43 川上へ 岩淵水門で坂あり
〜 ゴール 1:29:47 0:04:18 新荒川大橋