2012.01.08 谷川真理ハーフマラソン 完走記

 昨年秋の脚の故障からの復活途上。

 1月3日の、単独練習で、ハーフマラソンの距離を、1時間30分17秒で走れたので、今日はいよいよ1時間30分切りに挑戦。

 先月は、加須こいのぼりハーフも足立フレンドリーハーフも、風に苦しめられたが、今日は、風が弱く、晴れで、暑くもなく、寒くもなく、気象コンディションとしては、文句がつけられないな、と思った。

 会場に着いて、サアーと走ってみると、身体は軽い。この感じでは、1時30分切りは、間違いないな、と感じた。

 参加者は、多分、1万人くらいではないだろうか。多分、というのは、この大会、大会プログラムの冊子がないので、参加者名簿で確認できないからだ。

 大会プログラムがない、という大会は珍しい。どうせゴミ箱へ直行でしょ、それに、自分の名前や年齢(ランク)を公表されるの嫌って思う人いるんじゃない、それに経費節約にもなるし、という考えだと思う。賛否両論あると思う。私の場合、昨年まで、自分が参加した大会のパンフレットはすべてきちんと取っておいたが、さすがに量が多くなってしまって、サブスリーをした大会とか、遠征した大会以外、バサッと捨てた。それ以来、原則、完走記を書いたら、ゴミ箱直行となっている。

 それから、この大会、女性の比率が約3割ということで多い。これは、やはり、谷川真理さんのイメージ効果か。

 大人数に対応できるよう、川の上流(北西)に向かって折り返すAコースと、下流(南東)に向かって折り返すBコースが同時スタート。かつ、各コースとも、エントリー時の申告タイムにより、15分ごとの3段階のウェーブスタートとなっている。順位がすぐに確定できないためか、完走証(記録証(は、ランナーズのWEBページでグロスタイムの速報値はわかるが、順位やネット付きの証明は、数週間後に郵送されてくる。申込が早い人はAコース、遅い人はBコーウとなっているようだと思われる。今回、私は、Aコース。

 Aコースのほうが、冬の一般的な風が吹けば、行きが向かい風、帰りが追い風で走りやすい。今日も、弱いながら、その方向の風。ところが、悪いことに、スタート前のアナウンスで、Aコースは工事区間があり、600m(往復で計1200m)、鉄板が敷いてある区間があるということであった。何年か前もそうだったっけ。あれは、歩幅を気にしなくてはならないから走りにくいんだよな、嫌だな、と思った。

 ※ これから、始めて参加される方へ。
 とにかく人が多い。最寄駅から会場までも、歩行渋滞が起こるし、トイレの数はそれなりに考慮して配置されているが、とにかく長い列で、20〜30分はかかる。荷物預けは、比較的スムーズだが、事前に郵送されてkる荷札へのナンバー記入をお忘れなく!

 さて、今日は、1時間30分という明確な目標タイムがあったので、スタート位置は、積極的に前へ。けんじさんと偶然お会いして、話をしているうちに、スタート時間になった。

 今大会は、市民ランナーでありながら、オリンピック出場を目指している、川内選手が出走ということで、スタート前にインタビューがスピーカーから流れていた。折り返して、ナマの走りを見るのを楽しみにしていたが、Bコースだったのだろうか。わからなかった。

 スタートロス 01秒
 まずは、最初の1キロ。前のほうに並ん義務として、それなりに走っていたから、今日の調子からして、キロ4分一桁の入りを予想した。しかし、結果は、ラップ4分17秒で、楽勝モードが、一気に苦戦モードに。走っているうちに調子が戻ることを期待しつつ、数字だけはペースをキープしていったが、余裕はあまりなかった。

 5キロ通過 21分20秒 (ラップ21分19秒)
 問題の工事区間の鉄板の上を走ることろ。鉄板の間に小さな段差があって、それを気にすべきか、気にしないで前を向いて走るか、余計なことを考えているうちに、結局は、下を見て走ることになって、ペースが狂ってくる。
 おまけに、7キロ過ぎからは、向かい風が強くなり、ペースが落ちているのがわかった。向かい風歓迎、その分、復路で助けになる、と前向きに考えようとしたが、落ちるペースは止まらない。9キロ過ぎて、土手に登るところでは、かなり、ふらふら感があった。

 何とか粘って、10キロ地点で、目標ペースに20秒のビハインドだったら、諦めずに行こう、と心の準備をしていたが、
 10キロ通過 43分17秒 (ラップ21分57秒)
 ビハインド37秒!ここで、気持ちも切れてしまった。

 折り返し地点へは、わざわざ、坂を下って、また、登って帰って来る。一番、きついところだ。

 折り返してからは、背中から風に押してもらい、4分20秒を切るペースになってきたが、もはや、ビハインド36秒を挽回するのは無理。

 15キロ通過 1時間04分43秒 (ラップ21分26秒)
 このあたりで、Kさんに追いつかれ、負けないぞ、と再び前に出た。少し楽に感じる区間が2キロほど続いたが、その後は、やはり、苦しいモードに。キロ4分20秒を少し超える程度になってしまった。

 20キロ通過 1時間26分34秒 (ラップ21分51秒)
 残り1キロになって、1時間31分が切れるかどうか微妙。1時間30分切れるかどうか微妙な時の予行練習だと思って、スパートを賭けたが、心のどこかで、どっちでもいいか、というのが残っていたかと思う。

 結果
 ゴール 1時間31分01秒 (ラップ4分27秒)

 練習より遅いタイムでがっかり。でも、レースだけ見れば、成田POPで1時間40分に落ちて以降、順調に回復してきている。次は2週間後の千葉マリンハーフ。今度こそ、1時間30分切り!と行きたいところだ。


距離 通過タイム ラップ Bコース
〜 スタートライン 0:00:01 - 新荒川大橋
〜 5km 0:21:20 0:21:19 川上へ 戸田橋
〜 10km 0:43:17 0:21:57 川上へ 笹目橋、幸魂大橋 折り返し前後坂あり
〜 15km 1:04:43 0:21:26 川下へ 幸魂大橋、笹目橋 
〜 20km 1:26:34 0:21:51 川下へ 戸田橋
〜 ゴール 1:31:01 0:04:27 新荒川大橋