2013.01.20 千葉マリンハーフマラソン 完走記

 今年の初レース。先月の西武ドーム発着の所沢ハーフでぎりぎり90分切りができたので、ここ、QVCマリンフィールド発着の千葉でも、90分を切りたい。埼玉西武ライオンズ VS 千葉ロッテマリンズ。

 状態としては・・・
 正月休み、もっと走るつもりが、結局、実質、長めのジョグ2回のみ。この大会の8日前に、これじゃいかんと、ひとりでハーフマラソンの距離をトラックで真剣に走り、タイムは、1時間31分56秒。その結果から、目標タイムは、ちょっと背伸びして、90分(1時間30分)切り、とした。ところが、6日前の大雪で、練習ができなくなり、恒例により、レース3日前は、完全休養としたので、結局、7日間、全く走らずのぶっつけとなってしまった。とっても不安。

 以前より、この大会は、野球場常設のトイレだけなので不足している、と認識していたので、わざと、前の駅「新習志野」で途中下車してトイレを済ませた。やはり、同じように考えているランナー数名。この作戦も通じなくなるか?

 それでも、会場では、仮設トイレが場外に設置されていたので、混雑はそれほどでもなかったかもしれない。行っていないので、確認できない。仮設トイレ、去年まで、あったのかな? 

 それから、今年からの変更点。貴重品預けがなくなって、コインロッカーだけになった。従来から荷物預けがなかったので、ロッカーに入る分の荷物が預けられるのはよいことなのだが、参加者、おそらく1万人くらいいるだろうにそんな数のロッカー準備できるはずないと見越して、荷物は放置になるだろうと予想した。そのため、クレジットカードも携帯も持たず必要最小限の現金で出かけたのだが、意外と、ロッカーには空きがあり、困らなかった。料金は500円で、500円玉で使えるものと、100円玉1枚で使えるものの両方があった。両替機には列ができていたので、小銭は用意しておいたほがいい。ところで、ロッカーに預けると、鍵をどうしようか困る。ええェと言われるかもしれないが、私は、パンツの紐に結んでいる。これしか、方法が浮かばない。

 天気は、晴れ。海岸沿いだから、風は吹いているが、吹き飛ばされそうな感じではない。普通な感じ。

 アップ代わりに、スタート地点まで、さあーと走ってみるが、身体は軽い。さすが、1週間も走っていないせいか。でも、この体感なら、90分は切れるな、と思った。

 今年から、スタート時間が10分早くなって、陸連登録のスタートは、午前9時50分(青ゼッケン)。一般は9時55分(白ゼッケン)。公認大会の参加者は正式に登記・登録した選手のみで構成される、というルールを厳格に守っている。

 公認大会。エリート大会に資格に関係なければ、「公認」に実際上の価値はないのだが・・・ それでも、公認、正式な大会・・・と自分に言い聞かせると、やる気が出てくる。
 トイレ問題がなかったので、今年は、余裕で、陸連登録部の好位置をゲット!前から5列目くらいのベストポジションだ。

 スタートロス 03秒
 注目の最初の1キロ、通過、4分04秒。よっしゃー!決して、飛ばしていないのに、このタイムは、幸先がいい。

 その後、無理せず、流れに乗って、
 5キロ通過 20分41秒 (ラップ20分38秒)
 いい感じ。でも、待てよ。何かおかしい。無抵抗・・というか、そうか、風を感じない。完全な追い風だ。ということは・・・帰りが怖い。

 5キロすぎて左折、7キロで折り返すと・・・やっぱりね。風の抵抗を受けて、減速した。ここで、カズUさんに抜かれた。すでに、相当の速度差。

 8キロ過ぎに右折して海岸通りに。
ここは、最後の追い風直線区間。ここは、あとのこと余り考えうに、貯金作りを目指した。
 10キロ通過 41分54秒 (ラップ21分13秒)
90分ペースに対し、43秒の貯金。比例計算すれば、88分台のゴールだが・・・・
10キロ過ぎに、折り返した瞬間、88分は無理!、90分、ぎりぎり勝負と覚悟した。正面から、完全な向かい風だったのだ。

 12キロあたりで、前のランナーが、急に、道の右に寄った。何なんだ、と思ったら、沿道で、「がんばってくださーい」と元気な声で、ランナーひとりひとりに、タッチしている女性。あれ、あの人、Qちゃん(高橋尚子さん)じゃないか、と気がついた時には、通り過ぎてしまった。そういえば、前も、こんなことがあったな。来年は、絶対、チェックしよう。

 12〜14キロは、大通り逆風でも、海との間に、稲毛海浜公園が防風林の働きをするので、幾分、走りやすくなる。

 14キロから、稲毛海浜公園内の道。カーブと曲がりが多く、走りにくいのだが、一時的に追い風になって、ほっとした。周りのランナーのペースもあがった。

 おや、おkしい。ペースを上げているのだが、周りに付いていけない。順位を下げている。
 
 15キロ通過 1時間03分47秒 (ラップ21分53秒)
 ありゃー、もう、貯金が11秒しかない。急ピンチ。

 16過ぎにキロからは、再び広い一直線道路へ。諦めないぞ、と、確実に一歩一歩前進。追い越しモードとなる。ぎりぎりだけど、ラスト1キロ勝負に持ち込めば、90分は切れるか?切ってやる!

 しかし、追い越しモードで行っているのに、16キロ以降、キロ4分21秒、29秒・・・と落ちていく。

 18キロ過ぎの美浜大橋。逆風と登り坂で、完全に、足が止まったようになってしまった。あああ。気持ちも切れてしまって・・・

 20キロ通過 1時間26分07秒 (ラップ22分20秒)

 最後は、ふわふわの、千葉マリンフィールド。ラストだけは、しかkり走って。
 ゴール 1時間30分48秒

 まあ、練習してなかったから、なるべくしてなった記録。これが実力と思うしかない。
 まわりのランナーは、さかんに「風がすごかった」と言っていたが、今まで、荒川とか、もっと凄い風のレースを経験しているので、今日程度であったら、海岸線のコースなのだから、想定内と思う。

 次は、1週間後の、勝田全国マラソン(フル)


距離 通過タイム ラップ コース
〜 スタートライン 0:00:03 - スタジアム前の道路
〜 5km 0:20:41 0:20:38 美浜大橋渡る
〜 10km 0:41:54 0:21:13 折り返し2ケ所
〜 15km 1:03:47 0:21:53 逆風 稲毛海浜公園内へ
〜 20km 1:26:07 0:22:20 美浜大橋渡る 雨が強くなる
〜 ゴール 1:30:48 0:04:41 スタジアム内へ