2004.06.10
 1500m走 5分切りに挑戦&達成記

レース結果に飛ぶ

 「センゴ」 (1500m) というのは、私にとっては、憧れを感じる響きです。
 中学時代に陸上競技部に所属しながら、実力が及ばず、大会で1500mを走ることはできませんでした。
 たまたま、職場のラン仲間からの誘いで、去年から、春、秋1回ずつ開かれる、某職場団体の競技会に出ることになりました。  職員なら、誰でもでれる大会ですが、陸上経験者とみえる人たちばかりで、前回大会も、私は、1500m、5000mともに最下位。 1500mの場合、4分30秒あたりで走る人が多い大会です。
 目標は、5分を切ること。 去年はあと1歩というところまできています。 今年は、スパイクの力も借りて、4分・・・ という数字をみてみたい。



2003年の記録

2003年6月 5分07秒7
2003年10月 5分04秒6


5月23日(日) 

 今日から、1500m走用の練習開始! 400m つなぎ200mのインターバル5本をやってみました。 設定は、400mを80秒以内、つなぎも80秒以内。
結果は、74秒、78秒、78秒、79秒、80秒、つなぎの時間もしっかり守って合格でした。
1本目から飛ばしすぎて、最後は、ぎりぎりセーフでした。


5月25日(火) 、26日(水)

 通勤ラン、片道6キロ、行きはキロ5分30秒ペース、帰りはキロ5分ペース。 遅いながらも、単なるジョグではなく、大きな身体の動きを心がけて走ってみました。

 4月から始めた通勤ラン。 週に2回平均で実施しています。 初めはランニング用のリュックを背負って走ったら、2キロほどいったところで、肩ずれが発生。 ウェストバックに切り替えました。 やがて、それも邪魔に感じたので、今は、着替え・タオルや、昼食に必要な小銭は、職場に置いておいて、手ぶらで走っています。 フランクショーターのスーパーライトジャージは、尻の上にファスナー付きのポケットがあり、そこに携帯電話と鍵を入れています。 以前から、このスーパーライトジャージお気にいりでしたが、2004年バ^ージョンから、キーポケットがなくなった代わりに、尻の上のポケットが付きました。 初めはデザイン的に、んっ? って思いましたが、今では重宝しています。 


5月27日(金) 

 800mのレペティション(インターバルと違って、間は、ジョグでつながず、完全な休息を入れるトレーニング) 4本をしました。 目標は、それぞれ、1500mの5分ペース、= 2分40秒以内としましたが、結果は、2分43秒、同43秒、同42秒、同43秒で、いくらやっても、2分40秒が切れませんでした。 土のトラックの1人練習とはいえ、ちょっとなあ、まだまだ、と感じました。


5月29日(土) 

 自転車に乗れるようなったばかりの、小学1年の娘と、彼女はサイクリングで、私はランで、公園のコースを3キロ弱、走りました。


5月30日(日) 

 大江戸飛脚会の練習会。 1周2.5キロのクロカンコースを使って、1周のジョグの後、5キロのレペティションを3本。 コースは、初めの約1キロが、アスファルトの平地、次の約1キロが、天然にウッドチップの平地、最後の約500mで、高さ約30mの山を2つ越えるというもの。 大江戸飛脚会は、私より速いランナーが多いので、練習会に参加する時は、みんなの練習モードに、自分の本気モードでどこまで付いて行けるか、を心がけています。 
 今日も1本目は、がんばって、21分41秒だったのですが、日陰の多いコースとはいえ、気温が33℃ということで、2本目の最初から、全く全身に力が入らないのを感じました。 5キロを失速せずに確実に走りきる、という「守り」の姿勢になってしまい、2本目は、23分00秒、3本目は23分20秒という結果で、トップとは2分位、離されてしまいました。 ちょっと、追い込みが足りなかったなあ、と後になって思うのですが、その時はねえ・・・


6月1日(火) 

 2日前の暑さが嘘のように涼しくなって、アップの時から、身が軽くいい感じ、だったので、5キロのタイムトライをしました。 雨上がりでトラックが使えず、公園の距離表示のあるコースで、2.5キロまでいって折り返し。
 結果は、予想とおりいい感じで、
 3分50秒ー同52秒ー同53秒ー52秒ー同40秒 /1キロ で トータル 19分07秒
 練習記録を見ると、自己ベストの、19分01秒 (2002年12月6日) に次ぐ、セカンド記録でした。 早くピークが来すぎたかな、というのが心配、


6月2日(水) 

 800mのレペティション4本を、再びしました。 今度こそ、2分40秒以内!を目指しましたが、やはり、きのうの疲れが残っていて、結果は、2分42秒、同42秒、同40秒、同45秒でした。 3本目が全力モードで、4本目は、ちょっとフォームを変えて、足を地面に垂直に押すイメージで走ってみましたが、楽に走れると感じた分、遅くなりました。 やはり、中距離の場合、足先を感じて、やや前傾になるくらいがよいように思います。


6月3日(木) 、4日(金)

 通勤ラン、片道6キロ、行きはキロ5分30秒ペース、帰りはキロ5分ペース。 
 追い込み型練習の疲労で、ジョグペースでもたいへんな感じでした。 ここで、疲れをだして、1週間後、超回復がでればいいんだけれど・・・


6月6日(日) 

 スパイクをはいての実戦練習ということで1500mのレペティション3本をしました。 本当は、1500m5分10秒くらいで行きたかったのですが、前日に、「法酒」という韓国のお酒を家で呑みすぎ、二日酔い寸前の状態で、見事にじり貧となりました。
    
1500m走 〜400 〜800 〜1200 〜1500 トータル
1本目 1'24 1'25 1'27 0'59 5'15
2本目 1'23 1'27 1'30 1'04 5'24
3本目 1'27 1'30 1'30 1'03 5'30

 もう1本、と走り始めたところ、丁度、コーナーで、学生らしき集団が、スタート体勢にはいっていたので、ストップ。 きいてみると、3000mをやる、9分から11分までいる、ということだったので、ことわった上で、うしろに付かせてもらいました。 トップの人とは、2000m行かないうちに周回遅れとなりましたが、スピードを落とした分、余裕のある走りとなりました。
  
3000m走 〜1000 〜2000 〜3000 トータル
1本 3'48 3'59 3'50 11'37

 本番まで、あと4日。 本日の練習で、やや疲れぎみ、という判定をしました。 3日間、しっかり休んで、マッサージとストレッチを行い、バネをためて勝負! としたいと思います。
 昨年秋は、股関節痛のため、直前6日間全く走らずに、5分04秒6. 今回は、どこも痛いところはなく、さらにスパイク付きですので、順当なら、かなりいい線いくはず、と信じていこうと思います。



6月10日(木) 

 いよいよレース本番。 日曜日の練習でタイムが今ひとつでしたので、最後の頼りは、充分休養を取って、バネをためることと思いました。 したがって、前3日間、全く走らず、通勤ランも控えました。 アップも、ジョグを800m程度と50m程度の流しを数本しただけで臨みました。 気温約24度、湿度が高く、蒸し暑い気候で、身体を温める必要性をほとんど、感じませんでした。 
 スタートは、アウトコーナーからでした。 一直線に走るように心がけました。 予想とおり、初めのコーナーから、最下位の位置。 それでも初めの400mが、1分18秒8。 1500n5分のペースは、1分20秒丁度なので、やや速すぎかな、と思いました。 まだ目一杯な感じになるのは早いので、とにかく、「まだ余裕あるよな、大丈夫だよな」 と自分に問いかけながら、ペースを考えて走りました。 結局、2周目では、2人のランナーを抜かし、ラップは、1分22秒1。 あと700m。 「あとたった2周だぞ、いける、いける」と気持ちを前向きにしようと心がけました。 3周目のラップは、1分23秒2。 「しまった、落ちている!」 それでも、「最後まで諦めずに、最善を尽くそう」と思えるほどの、余裕がありました。 やがて、前40m程先を走るランナーを意識し始めました。 ラスト200m、渾身の力で、そのランナーを追いました。 カーブで距離が幾分縮まり、ホームストレートにはいると、ぐんぐん背中が大きくなってきました。 5分切りは、ほとんど、1秒か、コンマ秒に勝負、と感じましたので、ありったけの力でラストスパートをかけました。 結局、そのランナーには、0.5秒、追いつきませんでしたが、ゴール後、自分の時計をみると、「4:58:94」! 私の師匠(と私が勝手に決めている) I さんに、まっ先に時計を見せ、報告。 多分、大丈夫、でも、正式タイムの発表は、ドキドキものでした。 正式結果、4分59秒0。 ヤッター 目標達成です。 ラスト300mは、54秒9で、自分としては、すべてを出しきれた走りでした。
      
1500m走 〜400 〜800 〜1200 〜1500 トータル
レース 1'18"8 1'22"1 1'23"2 0'54"9 4'59"0


 午後は、5000mのレースがありました。 1500mを全力で走ったあとは、スタート前から、ベスト(19'01) がでない予感がしましたが、はたして、そのとおりとなりました。
        
5000m走 〜1000 〜2000 〜3000 〜4000 〜5000 トータル
レース 3'46"3 3'50"6 3'52"8 3'59"7 3'53"0 19'22"4

 優勝者のタイムは、16分台で、2周回遅れになってしまいました。
 周回遅れの際、速いランナーに内側を譲るか、という問題を、のぶをさんのHPの掲示板で、質問・提起をしておりました。 この大会では、譲らないケースのほうが多いようにみえましたが、2200m過ぎで、トラックの外から、役員(?)らしきひとが、「先頭、来まーす」と言う声をきき、2レーンによけました。 以降は、たびたび後ろを振り返り、すべての速いランナーに内側のレーンを空けました。 結局、そのためのロスは、トータルで10秒ほどあったと思いますし、そのためにレースに集中できなかった精神面を考えると、それ以上だtったかもしれません。 どちみち、今日は、私にとって、1500mがメインでしたから、妥当な行動だったと思いますが、自己ベストがかかっている状況だtったら、??? です。 奥深い問題ですね。