「センゴ」 (1500m) というのは、私にとっては、憧れを感じる響きです。
中学時代に陸上競技部に所属しながら、実力が及ばず、大会で1500mを走ることはできませんでした。
たまたま、職場のラン仲間からの誘いで、去年から、春、秋1回ずつ開かれる、某職場団体の競技会に出ることになりました。 職員なら、誰でもでれる大会ですが、陸上経験者とみえる人たちばかりで、前回大会も、私は、1500m、5000mともに最下位。 1500mの場合、4分30秒あたりで走る人が多い大会です。
目標は、5分を切ること。 去年はあと1歩というところまできています。 今年は、スパイクの力も借りて、4分・・・ という数字をみてみたい。
2003年の記録
2003年6月 5分07秒7
2003年10月 5分04秒6
5月23日(日)
今日から、1500m走用の練習開始! 400m つなぎ200mのインターバル5本をやってみました。 設定は、400mを80秒以内、つなぎも80秒以内。
結果は、74秒、78秒、78秒、79秒、80秒、つなぎの時間もしっかり守って合格でした。
1本目から飛ばしすぎて、最後は、ぎりぎりセーフでした。
5月25日(火) 、26日(水)
通勤ラン、片道6キロ、行きはキロ5分30秒ペース、帰りはキロ5分ペース。 遅いながらも、単なるジョグではなく、大きな身体の動きを心がけて走ってみました。
4月から始めた通勤ラン。 週に2回平均で実施しています。 初めはランニング用のリュックを背負って走ったら、2キロほどいったところで、肩ずれが発生。 ウェストバックに切り替えました。 やがて、それも邪魔に感じたので、今は、着替え・タオルや、昼食に必要な小銭は、職場に置いておいて、手ぶらで走っています。 フランクショーターのスーパーライトジャージは、尻の上にファスナー付きのポケットがあり、そこに携帯電話と鍵を入れています。 以前から、このスーパーライトジャージお気にいりでしたが、2004年バ^ージョンから、キーポケットがなくなった代わりに、尻の上のポケットが付きました。 初めはデザイン的に、んっ? って思いましたが、今では重宝しています。
5月27日(金)
800mのレペティション(インターバルと違って、間は、ジョグでつながず、完全な休息を入れるトレーニング) 4本をしました。 目標は、それぞれ、1500mの5分ペース、= 2分40秒以内としましたが、結果は、2分43秒、同43秒、同42秒、同43秒で、いくらやっても、2分40秒が切れませんでした。 土のトラックの1人練習とはいえ、ちょっとなあ、まだまだ、と感じました。
5月29日(土)
自転車に乗れるようなったばかりの、小学1年の娘と、彼女はサイクリングで、私はランで、公園のコースを3キロ弱、走りました。
5月30日(日)
大江戸飛脚会の練習会。 1周2.5キロのクロカンコースを使って、1周のジョグの後、5キロのレペティションを3本。 コースは、初めの約1キロが、アスファルトの平地、次の約1キロが、天然にウッドチップの平地、最後の約500mで、高さ約30mの山を2つ越えるというもの。 大江戸飛脚会は、私より速いランナーが多いので、練習会に参加する時は、みんなの練習モードに、自分の本気モードでどこまで付いて行けるか、を心がけています。
今日も1本目は、がんばって、21分41秒だったのですが、日陰の多いコースとはいえ、気温が33℃ということで、2本目の最初から、全く全身に力が入らないのを感じました。 5キロを失速せずに確実に走りきる、という「守り」の姿勢になってしまい、2本目は、23分00秒、3本目は23分20秒という結果で、トップとは2分位、離されてしまいました。 ちょっと、追い込みが足りなかったなあ、と後になって思うのですが、その時はねえ・・・
6月1日(火)
2日前の暑さが嘘のように涼しくなって、アップの時から、身が軽くいい感じ、だったので、5キロのタイムトライをしました。 雨上がりでトラックが使えず、公園の距離表示のあるコースで、2.5キロまでいって折り返し。
結果は、予想とおりいい感じで、
3分50秒ー同52秒ー同53秒ー52秒ー同40秒 /1キロ で トータル 19分07秒。
練習記録を見ると、自己ベストの、19分01秒 (2002年12月6日) に次ぐ、セカンド記録でした。 早くピークが来すぎたかな、というのが心配、
6月2日(水)
800mのレペティション4本を、再びしました。 今度こそ、2分40秒以内!を目指しましたが、やはり、きのうの疲れが残っていて、結果は、2分42秒、同42秒、同40秒、同45秒でした。 3本目が全力モードで、4本目は、ちょっとフォームを変えて、足を地面に垂直に押すイメージで走ってみましたが、楽に走れると感じた分、遅くなりました。 やはり、中距離の場合、足先を感じて、やや前傾になるくらいがよいように思います。
6月3日(木) 、4日(金)
通勤ラン、片道6キロ、行きはキロ5分30秒ペース、帰りはキロ5分ペース。
追い込み型練習の疲労で、ジョグペースでもたいへんな感じでした。 ここで、疲れをだして、1週間後、超回復がでればいいんだけれど・・・
6月6日(日)
スパイクをはいての実戦練習ということで1500mのレペティション3本をしました。 本当は、1500m5分10秒くらいで行きたかったのですが、前日に、「法酒」という韓国のお酒を家で呑みすぎ、二日酔い寸前の状態で、見事にじり貧となりました。
1500m走 |
〜400 |
〜800 |
〜1200 |
〜1500 |
トータル |
1本目 |
1'24 |
1'25 |
1'27 |
0'59 |
5'15 |
2本目 |
1'23 |
1'27 |
1'30 |
1'04 |
5'24 |
3本目 |
1'27 |
1'30 |
1'30 |
1'03 |
5'30 |
もう1本、と走り始めたところ、丁度、コーナーで、学生らしき集団が、スタート体勢にはいっていたので、ストップ。 きいてみると、3000mをやる、9分から11分までいる、ということだったので、ことわった上で、うしろに付かせてもらいました。 トップの人とは、2000m行かないうちに周回遅れとなりましたが、スピードを落とした分、余裕のある走りとなりました。
3000m走 |
〜1000 |
〜2000 |
〜3000 |
トータル |
1本 |
3'48 |
3'59 |
3'50 |
11'37 |
本番まで、あと4日。 本日の練習で、やや疲れぎみ、という判定をしました。 3日間、しっかり休んで、マッサージとストレッチを行い、バネをためて勝負! としたいと思います。
昨年秋は、股関節痛のため、直前6日間全く走らずに、5分04秒6. 今回は、どこも痛いところはなく、さらにスパイク付きですので、順当なら、かなりいい線いくはず、と信じていこうと思います。
6月10日(木)
いよいよレース本番。 日曜日の練習でタイムが今ひとつでしたので、最後の頼りは、充分休養を取って、バネをためることと思いました。 したがって、前3日間、全く走らず、通勤ランも控えました。 アップも、ジョグを800m程度と50m程度の流しを数本しただけで臨みました。 気温約24度、湿度が高く、蒸し暑い気候で、身体を温める必要性をほとんど、感じませんでした。
スタートは、アウトコーナーからでした。 一直線に走るように心がけました。 予想とおり、初めのコーナーから、最下位の位置。 それでも初めの400mが、1分18秒8。 1500n5分のペースは、1分20秒丁度なので、やや速すぎかな、と思いました。 まだ目一杯な感じになるのは早いので、とにかく、「まだ余裕あるよな、大丈夫だよな」 と自分に問いかけながら、ペースを考えて走りました。 結局、2周目では、2人のランナーを抜かし、ラップは、1分22秒1。 あと700m。 「あとたった2周だぞ、いける、いける」と気持ちを前向きにしようと心がけました。 3周目のラップは、1分23秒2。 「しまった、落ちている!」 それでも、「最後まで諦めずに、最善を尽くそう」と思えるほどの、余裕がありました。 やがて、前40m程先を走るランナーを意識し始めました。 ラスト200m、渾身の力で、そのランナーを追いました。 カーブで距離が幾分縮まり、ホームストレートにはいると、ぐんぐん背中が大きくなってきました。 5分切りは、ほとんど、1秒か、コンマ秒に勝負、と感じましたので、ありったけの力でラストスパートをかけました。 結局、そのランナーには、0.5秒、追いつきませんでしたが、ゴール後、自分の時計をみると、「4:58:94」! 私の師匠(と私が勝手に決めている) I さんに、まっ先に時計を見せ、報告。 多分、大丈夫、でも、正式タイムの発表は、ドキドキものでした。 正式結果、4分59秒0。 ヤッター 目標達成です。 ラスト300mは、54秒9で、自分としては、すべてを出しきれた走りでした。
1500m走 |
〜400 |
〜800 |
〜1200 |
〜1500 |
トータル |
レース |
1'18"8 |
1'22"1 |
1'23"2 |
0'54"9 |
4'59"0 |
午後は、5000mのレースがありました。 1500mを全力で走ったあとは、スタート前から、ベスト(19'01) がでない予感がしましたが、はたして、そのとおりとなりました。
5000m走 |
〜1000 |
〜2000 |
〜3000 |
〜4000 |
〜5000 |
トータル |
レース |
3'46"3 |
3'50"6 |
3'52"8 |
3'59"7 |
3'53"0 |
19'22"4 |
優勝者のタイムは、16分台で、2周回遅れになってしまいました。
周回遅れの際、速いランナーに内側を譲るか、という問題を、のぶをさんのHPの掲示板で、質問・提起をしておりました。 この大会では、譲らないケースのほうが多いようにみえましたが、2200m過ぎで、トラックの外から、役員(?)らしきひとが、「先頭、来まーす」と言う声をきき、2レーンによけました。 以降は、たびたび後ろを振り返り、すべての速いランナーに内側のレーンを空けました。 結局、そのためのロスは、トータルで10秒ほどあったと思いますし、そのためにレースに集中できなかった精神面を考えると、それ以上だtったかもしれません。 どちみち、今日は、私にとって、1500mがメインでしたから、妥当な行動だったと思いますが、自己ベストがかかっている状況だtったら、??? です。 奥深い問題ですね。
|