2004.2.11 勝田全国マラソンに向けて
東京国際女子記念市民マラソンに敗れて 20キロ関門。 不完全燃焼どころか、全く勝負できませんでした。 給水がなかったこと、の文句も言いたいけど、やっぱり実力がなかった自分が悔しいです。 完走の喜びを再び! ということで、勝田全国マラソン(フル)にエントリーしました。 君よ勝田の風になれ! 勝田マラソンは、昨年に続いて2年連続です。 もちろん、お気に入りの大会だから、また走りたい!と思ってエントリーしました。 勝田の駅に着くと、「君よ勝田の風になれ」の音楽が商店街に流れ、大会気分を町全体に盛り上げてくれています。この曲は、学校の応援歌みたいな古風な感じで、50年を越える大会の歴史を感じさせます。 沿道の応援も多くすばらしいです。途中チョコを差し出してくれた子供達の応援も忘れられません、 昨年の、フルマラソンの申し込み数7,101人、うち当日参加数6,373人 かすみがうら、つくばと並んで、茨城県の3大マラソンの1つです。 毎年、2月11日の建国記念日の開催されていますが、2005年からは、1月の最終日曜日になる予定とのことです。 マラソンのスタート時間が11時00分と、遅いのも、東京から行くのにさほど早起きする必要がなく、魅力的です。館山とか小笠掛川も、あと1時間、遅ければなあ。 真冬の大会で、地域がら、寒い、ということが多いようです。昨年も、スタート直前まで冷たい雨が降っていて、気温は8℃くらいだったように感じました。その前の年は、5.5℃だったとパンフに書いてありました。ただ、私としては、暑さに弱い分、寒さに困ったことは、過去のレースで一度もなく、寒さには強いんだ、っと暗示にかけていこうと思っています。 コースは、周回で、30キロから35地点にかけて、「3段坂」と呼ばれるはっきりわかる坂の上下があり、ここを乗り越えられるかがポイントとなります。その他、緩い坂は多いですが、全般には、可もなく不可もなく、といった感じでしょうか? 距離表示が5キロごとというのも難点です。昨年は、入りの5キロが遅すぎて、ペースにのれなかったことが、最後の失速につながったかな、と思っています。 制限時間が6時間ですが、4時間を過ぎると歩道に上がらなければならず、3時間30分ペース以下では、途中信号で止められるおそれがあるのも、残念なところです。そういう意味から、だれにでも勧められる大会は、かすみがうらかと思っています。 私の昨年のレースは、40キロまでは満点。ただ、その後、自己ベストが不可能と判明してから、残りの2.195キロが大失速でした。今年は、最後まで全力で走り切る! というのが目標です。 12月14日 駅伝(2.48キロ) 地元練馬区の光が丘公園で行われる、練馬区民体育大会 駅伝競技会に参加しました。 職場のランナーと、全部で4人、2.48キロずつ、公園内の周回コースを走ります。 40歳以上の壮年の部男子は、7チームだけで、さぞかし練習会のような寂しい大会かな、と予想していましたが、どうしてどうして。中学生が大勢ということで、親達の応援もあり、とっても賑やかでした。 壮年の部男子は、一般女子4チームと中学生女子22チームと一緒に走ります。 私は1区、スタートの並びが、なんと、ゼッケン順に縦に並ぶようになってしまい、初めは出遅れてしまいました。 400mほどいったところで、中学女子の先頭に追いつきました。さらに前にいるのは、壮年男子の1人だけ。まだ、余力があったので、追いかけようかとも迷いましたが、そこで理性が働きました。 もし、前半飛ばして、最後失速で女子中学生に抜かされる、てなことになれば、なんで学習してないの?人生長くやっているのに、かっこ悪いよ!って。 結局、先頭の女子について行き、後から来たもう1人の女子と一緒に、3つどもえの展開になりました。 こうなったら、マジ、負けられない! 親子ほど年齢が離れた相手に真剣勝負! ラスト900mあたりで、左に曲がって走路が広くなるところ、それー とスパートをかけて前にでました。300mほど先に親たちが見ている地点があり、その場所では、女子についていくより、引っ張ったほうがさまになる、という考えもありました。 ところが、スパートをかけたものの、なかなか離れてくれません。息遣いが、後ろから聞こえてきます。早く遠くなってくれー! ラスト200mでは、こちらが苦しくなってきました。 そうしたら、女子の応援が、「抜いちゃえ、抜いちゃえ」と言っています。 それを聞いて、また元気になりました。ゴール直前で抜かれるわけにはいかない! 最後は全力疾走で逃げ切り、襷リレーとなりました。 タイムは、9分11秒。 うーん、8分台が目標でしたが、股関節の故障で2週間休んだあとだったので、まあまあかな。 区間2位、小学校の運動会でも、中学校の体育の長距離でも、いつもよくて2位。1位をとった記憶がありません。 結局チームは、4位となり、目標の3位以内のメダル獲得はなりませんでしたが、その後先輩宅に招待さSれ、1杯も2杯も、呑ませていただきました(”○”)。 12月17日 高速運転開始! 高速運転といっても、もちろん自分なりに、ということですが、今日は、キロ4分で、5000m走ってみました。 結果は、4’00−4’03−4’00−3’59−3’50 で、トータル 19’52. まだまだ、キロヨンが、高速に感じられて、楽ではありません。 12月20日 スパイク試走 今日は、練馬区内で唯一、全天候型トラックのある大泉中央公園にいきました。 10000mを、42’44で走ってから、前からトライしたかったスパイクを履いて試走しました。 練習会の時に、なおきむちさんに、「お勧めないですか?」ときいたら、「なんとかジャパンというのがいい」と教えていただいたので、これだな、と思って、アシックスのLD−ジャパンを購入しました。たまたま、モデル落ちのものが、通販で7千円位で買えたのでラッキーでした。 マラソンの結果には関係ないかもしれませんが、私の目標に、1500mで4分台というのがあり、来年は、自己記録をあと04秒6短縮して達成したいと思っています。 スパイクを履いたのは、中学生で陸上の短距離をやっていた時以来です。その時は、100mで、1秒位の違いがあり、「魔法の靴だ」と思っていましたが、今回も同感でした。 1500mを、キロ4分〜3分20秒にビルドアップしてみたのですが、何と走りやすいことか、と驚いてしまいました。これじゃ、スパイクがないと勝負にならない! 市民ランナーには、スパイクは不要、との意見をきいたことがあります。が、市民ランナーといっても、いろいろな走り方がありますよね。ひとそれぞれ、向き不向きがあると思います。私の場合は、「向き」かと思います。5000mではわかりませんが、1500mは必須かな、と思いました。 ところで、たまたまですが、帰る頃になって、実業団だか、大学だか、凄い男子の陸上部って感じの練習をみました。インターバルで、迫力満点、コーチが大声でラップを読み上げ、終わりなく続けていました。つなぎでもキロヨンだったよ。 12月23日 ようやく ここ4日間の走行距離が、14,14,19、16キロ。 きのう今日と、2日連続、トラックで15000m走(キロ4分半ちょい切り)ができて、けっこう満足って感じになってきました。ただ、股関節は、前ほど痛まないものの、違和感みたいなものがあります。 12月24日 クリスマス・年末休み 今日は、スパークリングワインをのんでしまって、ランはお休み。 年末は、明日の夜から31日まで、家族で、オーストラリアのメルボルンに行ってきます。 現地でジョグをするかはわかりませんが、用意はしていきます。 基本的にはここでしっかり休んで、年明けの谷川真理ハーフ、で、再び90分切り、に挑戦です。 それでは、みなさん、よい、お年を! 1月1日 初ラン 大晦日に帰国、成田に一泊して、今日家に帰りました。 オーストリア旅行の詳細は、そのうち、妻のHPで詳しく出ると思いますが、日常生活から離れて、充分リフレッシュしてきました。 現地では、公園などにも出かけたのですが、1人のランナーを見かけませんでした。サイクルスポーツは盛んなようでしたけどね。それから、ホテルのプールにも毎日のようにいきましたが、さすが、イワン・ソープの国、泳ぎが上手な人が多いように思いました。 なんだかんだいって、結局、子供たちと公園でかけっこをしただけで、ランはしてきませんでした。 ということで、今日は10キロジョグで走り初め。久しぶりだったことと、飛行機の中で脚を動かせなかったことがあったためか、かなり重めでした。それから、まずいことに、ちょっと、風邪気味。 ただ、股関節については、全く違和感なしで、年末の旅行が、いい休養になりました。 今年の目標? 1年前は、「サブスリー」とか言っていましたが、昨年は故障もあったしね。がんばればできるっていう単純なものではないと、最近は悟っています。それでも、自分の年齢や体格、天性などを考えると、ただのんびり走っていて、そのうちできるってものでもないし。少しずつステップアップしていきたいと思っています。 まずは、1月11日の谷川真理ハーフ。ゼッケンは、801!覚えやすいラッキーナンバーです。あと10日で、90分切りできるところまで、上げていくぞー やるぞー と思いながら、今日はジョグしていました。 1月4日 順調は滑り出し 正月は、1日=10.0 2日=18.4 3日=10.2 4日=18.4 計 57.0キロ と、私としては、かなり走れました。3日の日は、5,000mを走ってして、19’59。 何より嬉しいのは、これだけ走って、傷めていた股関節の違和感すらなく、完治宣言できそうです。谷川真理ハーフは、久々、どこも痛くない状態で走れるレースになりそう。それだけでも、楽しみです。 1月6日 谷川真理ハーフ の 目標 ハーフで1時間30分=サブスリーペース という線が、私にとって、目下の勝敗ラインです。昨年は、ハーフのレースが2回、5月の庄和大凧と9月のタートル、いずれも暑さに負けて、1時間32分台と38分台でした。去年の練習記録を調べたら、1時間30分に対しては、7勝7敗。ほんと本番に弱い私です。 レース前に、練習でハーフを走っておこうか、と迷いましたが、練習のほうが本番より速かったということになると悔しいので、今回は、15キロを4分15秒ペースで走っておくことにとどめることにしました。 本日、トラックで、1キロごとにタイムチェックしながら挑戦しました。 ところが、3キロ走ったあたりで、すでに、4分15秒ペースが苦しい。かなり走力が落ちているのか? 走る前の食事でビールを飲んだのが悪かったのか? それでも、後半失速覚悟でがんばっているうちに、5キロ過ぎから、リズムに乗り楽になりました。 結果、21’18−21’09−20’36 /5km で トータル 1:03’03でした。計算上は、残りの6キロちょいを、4分25秒ペースでいいわけだけど、15キロでめいっぱいだったし、目標達成は微妙です。勝田マラソンに向けては、谷川真理ハーフは通過点、結果としてのタイムより、最後まで失速せず走ることが大切かとは、思います。 1月8日 再度15キロ走 昨日はアルコールがはいったため、ランはお休み。 今日、再びトラックで15キロ走。 結果、21’16−21’02−20’33 /5km で トータル 1:02’51でした。 風が強かったにもかかわらず、昨日より楽に感じられ、ハーフのレースに向けて明るい見通しとなってきました。 1月9日 ハーフレース前 ハーフのレース2日前。最後の調整は、スピード刺激走にするか、ゆっくりジョグにするか? 新潟マラソンの前に、最後の最後のスピード走で股関節を傷めたことを思い出し、今回は、ゆっくりジョグ、時計はしなかったけど多分キロ6分くらいで、10キロ走りました。明日は、いつもの例により休養優先で、ランは全休して、脚をさすっています(笑)。 これで久々、どこも脚が痛くない状態での出走が確実になりました。昨年9月のタートルマラソン(ハーフ)以来です。 1月11日 谷川真理ハーフ 1時間29分35秒 詳しくは、完走記に書きましたが、強風の悪コンディションの中、90分切りを達成。 スタート前の目標を達成できたのは、昨年5月の東京シティの10キロ、40分切り以来かな。最後まで諦めない気持ちが続き、久々、満足できる内容でした。 いつも、自己ベストを狙えるわけではないけれど、その時々の目標を持って臨むのは、楽しいことですね。 1月15日 飲みすぎから回復 谷川真理ハーフの翌日、大江戸飛脚会の新年会があって、ハーフの結果に気をよくしていたこともあり、ついつい飲みすぎてしまいました。アルコールに弱いのを忘れていたよ。 あかげて体調を崩した上、急に仕事が忙しくなったり、子供の保育園の卒園文集の原稿を書いたりで、2日間走れませんでした。 本日復活、走行距離10.8キロ。うち、5000m走 19分59秒、きつい。早くキロ4分が楽に走れるようになりたいなあ。 次のレースは、1月25日の、埼玉県飯能市の国道299号線で行われる「奥むさし駅伝」、1区8.6キロを走ります。この大会、遅いと繰り上げスタートがあり、私の職場チームは、ぎりぎりかな、と思っています。坂の登りの多い区間ですが、何とか35分で走り切りたい、というのが目標です。 1月18日 超回復? 12416さんが、好記録を達成したと言う報告を受けて、自分も過去の練習記録を見ているうちに、ふと、懐かしくなって、今日は、久々、走り始めた頃のマイコース、家の周りの推定2.7キロ周回コースを走ってみました。このコース、初めは2.5キロと信じていて、4週を1時間で走ることを目標にしていたんです。信号がないものの、道に左右の傾斜があり、脚によくないだろうということで、最近は走っていませんでした。 ということで、のんびり走ろうと思ってスタートしましたが、今日は、脚に力がどんどんはいっていく感じで、気持ちのよいビルドアップ走になりました。距離が不正確ですが、最後は、キロ4分15秒で走れていたと思います。谷川真理でがんばったことの超回復現象でしょうか。体感的には好調です。ということは、勝田の8日前に、ハーフを全力で走ってみようかな。 1月19日 オーストラリアワイン 今日は、夕食時に妻と、オーストラリア旅行で買ったワインをあけあけました。素朴な味だけど、たいへん飲みやすく、おいしかった! 夜ラン派の私がは、したがって、今日もお休み。昨日の好調を保存しておきあい気分だったので、今日の休みはよいかも。 1月20日 ゼッケン 168 勝田全国マラソンの参加通知がきました。ゼッケン 168. 一瞬、何でこんな小さい番号なんだろう、と思いましたが、陸連登録のためなんですね。私のような遅いランナーには似合わない気もするけれど、陸連登録は、遅い速いの問題じゃない、自分の限界にチャレンジする態度の問題かと思っています。確か、らんらんさんも同じようなこと書いていたよね。 例によって、語呂合わせは、いろはにほへとの「い・ろ・は」! 東京女子サブで関門にひっかかった私にとって、再出発のマラソン。初心に帰ってスタートという自分の気持ちにぴったりの番号です。 今日はトラックで10000m走。 4'06-4'05-4'02-4'02-4'04-4'02-4'04-4'04-4'04-3'50 = トータル 40'23 昨年11月はレースでも、41分超だったことを思えば、だいぶ調子は戻ってきました。ちょうど、昨年の勝田の直前と同じレベルです。 1月21日 選手 兼 コーチ 自分が、選手 兼 コーチである、というのが、市民ランナーの特権であり、練習メニューを決めるのも楽しみの一つであると思っています。 好みの問題ですが、私は、たとえ時間があっても、コーチを持ちたいとは思いません。 さて、自分コーチの今日の練習メニューは、悩みました。当面、25日の駅伝8.6キロにピークを持ってくるのが優先課題。昨日の10000m走をどう評価するか? 充分だとすれば、ジョグで力を溜め込む、スピードが足らないとすれば、インターバルで刺激を与える。 結局、後者を選びました。1000m × 5本 のインターバル 200m つなぎ。ただし、過度の疲労や故障の防止のため、4本目までは余裕を持って走ること。 結果 3'54-3'50-3'47-3'42-3'36 段々速度をあげる気持ちのよい走りで、自分の中のコーチも選手も満足となりました。 1月25日 奥むさし駅伝 参戦記に書きましたが、完全交通規制で、景色も応援も最高という、とっても、贅沢な大会でした。チームとしては、わずか10分足らずに、途中で繰り上げスタートになってしまったのが残念で、自分としても、もうちょっとがんばっておけば、という気持ちになりました。 ただ、事前の予想よりは、かなり走れたと思います。8.6キロ、坂登りの多い道で、34分46秒、平均するとちょうどキロ4分で、先月までの状態に比べれば、かなり回復してきたといえます。 1月26日 ハーフ 1時間28分40秒 今日は、久々、トラックで、1人、ハーフマラソンをしました。 結果 21'31-21'10-21'07-20'36/5km-4'16 = 1:28'40 でした。途中から、谷川ハーフの自分に勝つぞーと真剣モードで走りました。練習記録によると、昨年10月2日に1時間28分30秒となっていて、ちょうど股関節を傷める直前の状態に近づいてきました。とすると、勝田の目標タイムも、3時間15分に上げられるかな? 1月28日 25キロまで サブスリーペース 達成 大江戸飛脚会の渋井ちゃんが、見事、大阪国際女子マラソンで、初サブスリーを達成。私にも、かなり刺激になりました。 といっても、気持ちだけで達成できるものではないし、地道に練習していくしかないですね。 今日は、午後から休日出勤の代休が取れたので、トラックで、25キロ、サブスリーペース、すなわち,1時間46分38秒以内に挑戦しました。今までのサブスリーペースの最長距離は、おととし11月の大江戸飛脚会練習会での24キロ。今日は、それを越えるぞ! と、レース並みの気合いで臨みました。いつもハーフを越える時は、練習でも給水が必要と思っているのですが、うっかり財布を忘れ、給水なしで走りました。 結果 21'15-21'17-21'14-21'15-21'09/5km = 1:46'10 で、目標達成でした。 ずーと、4分13秒〜16秒のイーブンペースでしたが、やはり、ハーフを過ぎると苦しくなり、ペースが、キロ当たり1秒〜2秒落ち始めました。最後の1キロはスパートで、4’06。5キロごとは、きれいな数字になりました。現時点では、かなり満足です。 次の目標は、30キロサブスリーペースですが、まだまだ余力がありません。どのくらい先に達成できるかは未定ですね。 1月29日 足にマメ 実は、昨日の25キロ走で、足にマメを作ってしまいました。走っている時は、気にしなかったんですけれどね。そういえば、昨年の勝田マラソンも、ゴール後、真っ赤な血マメができていたっけ。 とにかく、悪化させるわけにはいかないので、3日間休みます。それにしても、他の部分の脚は、どこも痛くなく好調です。小出監督流に、ちょっとハードな練習が続いたので、お天道様が休めと言っているんだよ、と思うことにします。 1月30日 坂本直子選手 この前の日曜の大阪国際女子マラソン。何といっても、大江戸飛脚会の渋井ちゃんのサブスリー達成が、ビッグニュースでしたが、その裏で、アテネオリンピック出場をめぐる闘いも、見ごたえありましたね。私は、当日、駅伝の仲間に、坂本直子選手を一押ししていたので、帰宅して、25キロ地点あたりからテレビを見ながら、「逃げろ、逃げろ」と応援していました。坂本選手の何がいいって、やはり表情ですね。やるんだ、絶対負けない!ッて顔をしています。千葉選手に二度も逆転をくらっていたので、今度は悔しさをバネにやってくれるんじゃないかという予感がして、一押ししていました。 表情といえば、千葉真子選手もよかったですね。今回は、これに賭けているんだ、っていうのが伝わって来ました。ただ、私としては、かなり以前、千葉選手が鈴木博美選手と、1万メートルを争ったレースをテレビで見て、随分積極的な走りに好印象を持ったことがありました。彼女の場合、私の勝手な印象ですが、マラソンよりも短い距離で、ガンガン走っていくっていうのが似合っている感じがします。 私は、前にも書きましたが、野口みずき選手の走りを、昨年テレビで見て、ほんと感動して、それ以来、彼女のファンになっています。私自身も小柄なランナーなので、身体の小さな人は、ああやって全身をエンジンのようにして走らなければ速くなれないんだな、と感じました。私にとって、究極の理想のフォームです。だから、是非、アテネでは、野口みずき選手に、がんばってもらいたい。 一方、坂本直子選手は、今回、切り替えの対応のすばらしさを見せつけましたね。30〜35キロが15分台で、誰もついて来れませんでした。オリンピックでは、みんな一様に勝負に徹してスローペースになることも予想され、その場合、坂本選手が、ひょっとして・・○メダルってこともありかな、と期待しています。 1月31日 1月の総括 1月の走行距離は、250キロ。近い将来、サブスリーやるんだというレベルからすると、相変わらずもの足らないですね。中旬に仕事が忙しく、最後に足にマメをつくったことがひびき、300キロに達しませんでした。ただ、内容はよくなっています。上旬は、ハーフで90分がどうかという感じでしたが、最後には、25キロまでサブスリーペースで走れるようになり、調子は上向きです。何より、身体中、どこも痛くないっていうのが、嬉しいです。 自分の性格や環境を考えると、これからも、量より質重視で、やっていくしかないと思っています。 2月1日 飲んだら走るな? 今日は法事があり、昼間にビールビン1本ほど飲み、その3時間後に走りにいきました。 足のマメが回復したばかりで、距離を走るのは危険と思い、トラックで5000m1本、20分以内、のつもりでした。3日間休んだ後で、身体が軽く感じられたのですが、3000m通過あたりでめいっぱいとなり、一気に大沈没となりました。 3'56-4'01-4'05-4'14-4'31/1km = 20'47 で、何でえ??? おそらく、アルコールの分解に内臓を使っているので、走りにまで回らなかったのかと思います。 このまま練習を終わったら、後味が悪すぎるので、急遽、メニューを、10000m走、後半、ビルドアップに変更し、走り続けることにしました。 後半は、4'29-4'24-4'14-4'11-3'59/1km = 21'17 でビルドアップは成功。途中、7000〜8000m地点で、後ろを息を切らせて追ってくるランナーがいて、思い切って話しかけてみました。5000m走をやっていて、ペースが落ちそうなので、ひっぱてもらっている、とのことでした。一生懸命やっている人を見るのは嬉しいですね。そう言われると、緩めるわけにはいかないので、こちらも、いい刺激になりました。 2月2日 15キロ走 21'09-21'03-20'21/5km = 1:02'33 雨上がりの公園ロード、気持ちよく走れました。ただ、右足マメのあとが、少し心配。もう1日休みを入れたほうがよいと思われます。 2月4日 再び15キロ走 21'05-20'40-20'15/5km = 1:02'00 今日はトラックで走りました。好調で、気分よかったのですが、帰り道、犬のふんを踏んでしまい、がっかりです。レースまで洗わないと決めていたシューズなのに。ペットの飼い主さん、無責任は止めてくれ! 2月5日 走らない選択 2回の15キロ走で、脚の状態が、まずまずというのを確認できました。1月11日の谷川真理の時に比べたら、ハーフなら1分ほどいい感じです。このまま、脚を冷凍保存して、勝田に持っていきたい位です。 今日は、自分の中で、走りたい選手の気持ちと、ハードな走りが続いたので休め、といコーチの気持ちがぶつかりましたが、結局、コーチの勝ちとしました。気が変わらないように、夕食時ニビールを多めに飲んで、走れない状態にしました(笑)。 足のマメの痕だけが心配です。それがなかったら、今日もジョグくらいしてもよかったのですが。 昨年の勝田同様、30キロ過ぎてマメをつくってしまう可能性が大きい気がします。まあ、マメなら、止まらなければ大丈夫!、走れる!と自分に言い聞かせます。 2月6日 15キロ走 その3 20'51-20'47-20'13/5km = 1:01'51 15キロ走シリーズ3回目。なぜ15キロ走?ときかれたら、一番の理由は、練習に使える自由な時間=1時間30分以内にちょうど収まるからかな。アップダウンの時間を入れて、丁度です。 2月7日 ラストラン 5000m走 4'00-4'01-3'59-3'59-3'49/1km = 19'48 今回の不安材料は、右足裏のマメ。きのうの走りの後でも、少し痛みを感じました。とにかく足裏の皮を厚くすることが優先なので、大会前3日間を、完全休に当てることにします。 さて、もう泣いても笑っても、走力は変わりません。スタートラインに立った時は、すでに結果が決まっている、という考え方に、基本的には賛成です。精神的なものが肉体を越える、みたいな考えは、あまり好きではありませんね。 冷静にみて、今回の目標タイムを決めましょう。これが、私のレースの勝敗ラインになります。5キロ走=ベストより47秒落ち、15キロ走=ベストより1分51秒落ち、体重=ベストより2キロオーバー。25キロ超のロング走をしていない、先月の走行距離250キロ・・・とても自己ベストを狙える状態ではありませんね。ただ、明るい材料としては、ハーフが1時間28分台後半で走れているので、昨年の勝田の前と同程度です。25キロまでサブスリーペースでいけたのも、自信になりました。したがって、勝敗ラインを、去年の勝田の、3時間17分42秒(ネット同24秒)を切tって、コースレコードを取る! とします。あとは、体調を整え、目標に向かって気分を高めていくだけですね。 |